そうじゃない案件とほうれん草のキッシュ
きょうは休みで時間があったので、洗濯も出来たし、ずっとやらねばと思っていた布巾の煮沸消毒もした。気分の良いことだ。
夕食にはカレーを食べようということで、家人が手伝うという。
私が野菜を切り彼女が鍋でそれらを油で炒めたそのヘラ(箆)というかスパチュラを、ひょいと野菜を切った俎板の上に置いた。
いやいやいやいや。
野菜を切っただけの俎板なら、さっと洗えば済むものに、何故に油がついた箆もしくはスパチュラを置くのだ?洗うのが面倒になるじゃないか。と言うと、自分が洗うからいいじゃないかという。
そうじゃない。そうじゃない。その非効率的な所業が看過出来ないんですよ。レストランやコマーシャルキッチンの洗い場でもそういうことはしない。はず。
老後が思いやられる。
というのも年をとればとるほど、体力が弱っていったり、身体に不自由が出たりするわけで、料理を含む家事などは面倒なことの集約なわけで、効率化するクセをつけておかないと、自分の首を絞めることになると思うのだ。のです。
私が元気で生きていれば良いけど、ステージ4の癌患者なわけで極めて怪しいわけで、身に着けていて欲しいんだけどな。の、そうじゃない案件なのであった。知らんけど。
ほうれん草のキッシュを焼いた。
ほうれん草を下茹でしたり、生地から作るので手間だけれど、何処で食べるものよりも美味いので、時々焼く。コストはあんまり考えない趣味の領域の料理だ。
生地は薄力粉に牛乳とオリーヴオイル。具はパンチェッタに玉ねぎ、マッシュルーム、ほうれん草、卵、生クリームに各種ナチュラルチーズのブレンド。
クラストがザクザクして美味い美味い。白いワインでも赤いワインでも優勝。