断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

新型コロナワクチン接種とパン

COVID-19 いわゆる新型コロナのワクチンを打ってきた。

私は抗がん剤治療を受けているので、カテゴリーが「1B」、医療従事者やケアワーカーや教員などの「1A」に次ぐ2番目の優先順位となる。老人や基礎疾患を持っている人と同じカテゴリーだ。

金曜日の午前中に、登録している役所からメールが届き、リンク先のサイトで予約を入れろと言うので、沢山ある場所の選択肢から、一番早く取れた近くのwalk-in クリニックで翌日土曜の昼の予約が取れた。この辺アメリカは全てIT化が進んおり、電話したり喋ったりの手間が一切なくストレスが無くて素晴らしい。

土曜日、早く来るなという指示があったので、指定時間キッカリに行くと、入り口には距離をとりながら10人以上が待っており、こりゃ時間がかかるなと覚悟したら、5分も待たずにあっさりと名前を呼ばれた。予約のシステムが機能している。いいぞ。

再度名前を確認されて個室に通されて座っていると、程なく医者が現れ、捲って待っているように言われた左腕を差し出すやいなや、アルコールでささっと消毒されて、予告も「チクッとしますよう」の声がけなく注射器の針をブスリと刺されて終了。1分もかからなかったんじゃないだろうか。

 

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その医師にワクチンを打ったという証明書を貰う。

この証明書は、何らかの役に立つ、或いは必要になるんだろうか。旅行する際だとか。パーティに参加する時だとか。予定も無いので知らんけど。

摂取後10分間は待合室で座っていろというので、大人しく座ってから帰宅した。

しかし知らん人同士なのに、アメリカ人は喋る喋る。黙って居られない連中なのだ。だからコロナで50万人も死ぬんですよ全くもう。

ワクチンはPfizer(ファイザー)社製だという事で、3週間後に2回目の摂取が必要で、証明書の裏に既に次回3週間後の予約が入っていた。

いろいろと素早い。アメリカだな。

気になる副反応は無し。いや注射したところが少しだけ、打撲した時のような鈍い痛みというか違和感が少しあったけれど、気にしないと気にならない程度だ。昨夜は風呂にも入ったしビールも飲んだ。違和感は1日近く経って無くなった。

 

先日の休日にパンを焼いた。

パンは発酵の機嫌をうかがわなければいけないし、手数が多いので、時間とガッツが無いと、なかなか出来ないものだ。それが出来るくらいの健康状態の自分がうれしい。抗癌剤の副作用はいろいろあるけれど、まずはなんとか日常生活が送れているということだ。


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食パンと、ハムとチーズを巻き込んだ「総菜パン」的なもの。面倒なので生地は共通というか、同じ生地を分割してつかう。いいのだ適当で。それでどちらも上手く出来る。

イースト発酵した生地が焼ける匂いというのは、なんとも美味そうな匂いで、シアワセな気分になる。焼き立てアツアツのパンはとても美味い。