断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

やる気を出す方法 / 全体的に茶色い

それはやる事だ。手をつけてしまうこと。始めてしまうことだ。一旦やり始めると、途中で止めるほうが面倒になって、結構やってしまうものだ。特に家事は。学校の下らない勉強だってそうだったんだろう。今更どうでもいいけど。

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きんぴらゴボウだって、ゴボウをタワシで洗って、千に刻むのが面倒ではあるけれど、刻みやすいニンジンから始めると、何だか調子が出てくる。いや、ゴボウから刻むと、まな板の上でニンジンがゴボウのアクを吸って汚れるから、順番はニンジンが先と決まっているのだけれど。きんぴらゴボウは、中華鍋で一気呵成に炒め煮すると、やった、やってやったゾ、参ったか!という達成感はある。冷凍保存出来るし、いちど作ってしまえば暫くは惣菜として重宝する。飽きたらマヨネーズを和えれば、ゴボウサラダになる。そうなのよ。ゴボウサラダってのは、きんぴらゴボウのリメイクなんですよ。それくらい味が入ってないと美味くない。これは豆知識な。知らんけど。

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そのあと同じ中華鍋をササっと洗って、ボロネーゼソースを作る。餃子を作ったときの豚挽肉が余っていたのと、これも余っていた中途半端な野菜と冷凍野菜を使い切りたかったからだ。ボロネーゼなんて言うと大仰だけど、所謂「ミートソース」ですよ。材料の大部分は豚挽き肉とトマトピューレなので、よほど味付けを間違えなければ不味くなりようがない。まーアメリカの豚肉は不味いので詮無い話だけども。このソースはスパゲティやリングイネやラザニアにはもちろん、野菜のグリル、薄くしてオリーブオイルで揚げたポークカツなんかにも使えるし、ソーセージを焼いてチーズをどっさりかけてパンで食べても良い。これも冷凍できるので便利だ。

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それから今日は鳥の唐揚げ。先週天ぷらをやったので、次の油の使い回しとしては、トンカツやコロッケをやるか、それをスキップすれば唐揚げになる。美味い美味い。唐揚げは美味い。

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そしてフライドチキン屋で売ってる風ビスケット。これも美味かった。バターの香る焼き立ては容赦なく美味い。家人がえらく気に入って、2つも食べた。くり抜いた生地を雑にまとめずに焼いてみたら、それはそれで美味かった。

と言うわけで今日は昼からずっとキッチンに居た。

やる気が無かったのにな。あと写真がぜんぶ茶色い。