断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

ブログのタイトルを変える / 「けむらん亭」をまた褒める

食道癌関係は10月の検診まではあまり書くことが無さそうだ。体力もかなり戻ったし、頭皮や皮膚の柔らかいところに出来がちだったデキモノも殆ど出なくなった。飲酒を再開しだしてから調子が良い。というか酒が飲めるくらいまた元気になったということだろう。

ふと見ると指の爪の根本が凹んでいる。過去1、2か月の身体にかかったストレスが可視化されてて少し震える。まー2ヶ月で体重を10%減らすというのは、やっぱりヤバイのだ。

食事の量も、(日本の)一人前くらいは食べられるようになったと思う。外食をさっぱりしないので分からないけれど感覚として。インスタラーメン1人前に野菜を炒めてのせたものを完食するくらいは出来る。吉牛の並盛くらいはいけるんじゃないだろうか。

menucoupon.net

あぁいける。全然いける。ご飯の量から考えると、「アタマ大盛り」くらいまではたぶんいける。夕食は軽く済ませる前提の昼食としてならいける。

回転寿司のシャリの量は、一皿2貫で30グラムほどらしいので、回転寿司なら8~10皿くらいはいける計算だ。しかしビールや酒を飲むことを考えて腹加減を考えると、シャリプチ5〜6皿が妥当だろうか。

www.dailyshincho.jp

(いいなぁ、日本は安くて手軽で美味い外食がたくさんあって。)

ともあれ。術後3ヶ月で上出来だろう。癌は胃と食道の接合部(GE ジャンクション)にあり、切除したのは食道の下部と胃の上部だったので、嚥下の障害もない。と思いたい。実際にはあまり噛まずに沢山食べると、「つっかえる」感じがするし、エンドレスな「しゃっくり」感が続いて不快極まりない。けどそれは食べ方の工夫でなんとかなる。そして胃から小腸に食べたものを送り込む調節弁であるところの「幽門」も残っているので、「ダンピング症候群」も起こりにくいということもあって、さほど不便は感じない。注意するのは食後すぐに横になったときに襲ってくる逆流くらいなものだ。胃の上部の逆流防止弁的な役割を果たしておいる「噴門」を切除したのだから道理だ。何がどうしてどうなったのか。分かっておくのは大事だな。

とまれ。大食いが物理的に出来なくなって、体重も適正に戻って下げ止まった。(と思う。)有難い。

というわけでこのブログも2019年12月以前の「宇宙日記」のように、やる気のないヲッさんの飲み食いや日常の些末なことの記録が多くなるかもしれない。そうする。

私の癌のお方にあらせられましては、まだ治ったとはとても言えないけれど、身から出たアレとは言えソレに囚われてはよろしく無い。暫く大人しくしてて貰って、どうしてもと仰しゃるのなら、早くても30年後くらいにまたお付き合い願いたい。あとは老後やリタイアを目指すこととか。食道癌を前面に押し出すのではない風にブログのタイトルと、ふんいき(←何故か変換できない)も少し変えよう。雰囲気。

しかしどうも私のことが、職場の人のご家族のお知り合いにバレてるっぽい。I am a nobody 名もない50を過ぎたヲッさんの自分はどうでもいいけど、未来のある職場のひとにご迷惑はかけられないので、特に仕事にかんしては滅多なことは書けないなと注意したい。

しかし職場がいちばんお笑いで面白いんだけども書けないのは残念だ。

いやしかし世界は狭いな。すいません見逃してください(誰に?)

まぁいいや。人生は短いので先に進む。

 

さてきょうは「けむらん亭」という、ウチの家宝のひとつのクッキング道具で、チーズの燻製を作った。

 

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これをこうして…

 

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はい優勝。

赤ワインかウイスキーでしょう。

燻製というのは風味をつけるだけでなく、水分を飛ばして殺菌効果もある感じがする。カビや腐敗をある程度防ぐ。はず。

 

先日はこれで焼き鳥のようなものも焼いた。

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はい春夏連続優勝。平成の怪物・松坂大輔。

日本の家電の素晴らしさにカンドーしかない。「けむらん亭」の優秀なところは、強力な脱臭機能だと思う。燻製をやっても焼き物をしても、臭いが気になるほどは出ない。日本の住宅事情を考えて作ってるなぁ、と感心してカンドーするわけだけど、これが世界で戦えるかというと、また別の話しなんだろうと思う。実に惜しいな。

 

dv6.hatenablog.com

 焼き芋もうまい。