断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

【閲覧注意】アメリカで粉瘤の切除手術を受ける その2

粉瘤の切除手術を受けてから1週間経った。

前回のエントリはこちら。

dv6.hatenablog.com

 

例によって自分の記録用と、検索で辿り着いた方のお役に少しでも立てば幸いと思って記しておく。

以下、美しくはない切開痕のやや見苦しい写真があるので、苦手なかたはそっとページを閉じて欲しい。

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部分麻酔の手術を終えて、車を運転して帰宅した。少しだけ出血があったけれど、上に貼られたガーゼに少し付くくらいでやがて止まったらしく、染み出てシャツに付いたりということはなかった。痛みはほんの少しだけ。椅子に座って背もたれに当たると少し痛いな、という程度で、処方された痛み止めは必要なかった。寝る時も背中を下にしても気にならなかった。

ガーゼ部分を外して、翌日からシャワーを浴びた。手術痕を保護するドレッシングは、そのままにしておいて、1週間くらいで剥がれてくれば取り除いても良い、と医者には言われたので、そのまま1週間過ごした。シャワーもそのまま。夏場なので湯船には入らなかった。

いやアメリカの家では浅いバスタブしかないので、冬場でも滅多にお湯には入らないけれどもそれはさておき。

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その保護ドレッシングが貼られた患部。見苦しいヲっさんの背中で申しわけない。50年以上も生きていると、人間こんなもんですわ。

そのドレッシングを今日、シャワーを浴びたあとに剥がした。というか少しめくったら剥がれた。で、手術痕がこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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や。自分でもはじめて見た。背中なので、家人に頼んでケータイで写真を撮って貰ってはじめてマジマジと見た。

ほほぅ。

切開痕は開いてるようにも見えるけれど、閉じている。出血もしていないし、触ると乾いている。強く押せば少し痛いけれど、触ったくらいでは何も感じない。溶ける糸で縫合したと聞いているので、抜糸の必要もなくこのままだろう。腫れも感染も無い。パーフェクトぢゃないか。

ただ、跡は思ったよりは深い感じだ。時間と共にこの鮮やかな痕も消えていくはずだ。繰り返し、腫れては潰れて臭い液体が出てくる不快感からやっと解放されたと思うと、手術して良かったと思う。これくらいの手術痕だと、跡は残るだろうし、美容上気になる向きも居るんでしょうけども…いやーお見せできないけれども、食道癌の手術の痕のほうが、腹と背中にごっついので、極私的には全く気にならない。

ええ歳こいたら身体は鍛えるものではなくて、いたわるものだ。

知らんけど。