断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

チーズケーキと焼き茄子

術後32日目、自宅療養18日目。

朝起きて、お、ちょっと調子が良いかもと感じる。快復のカーブが上向いたような感じ。6時間くらい眠れたからかもしれない。手術跡の張りや疼きが気にならず痛み止めを飲もうと感じなくなったとか、そんな小さなことではあるにせよ、確実に快復しているのだと思えて気分が良い。

昨夜は惣菜パンにポテトサラダという糖質+脂質のコンボに、食後3時間ほど苦しんだので反省した。食事の質と量の管理をしっかりしなければならない。

今朝はきのう焼いた角食パンを、8枚切りよりもやや薄いくらいの厚さにして、ハムとチーズを挟んで食べた。美味い。それからコーヒー。

食パンって生食で美味いのに、何故トーストで食べたりするのだろうか、と家人が疑問を呈した。何故だろう。食パンはトーストして食べるものだと子供の頃からそうしてきた気もするし、いや学校給食で食べてたパンはそのままだったし、サンドウィッチのパンだって生食だ。後で調べようと思っているけれど、大英帝国さんあたりの年中薄ら寒い気候が、食パンをトーストせざるを得ない食習慣に導いたのではないか、とテキトーに仮説を立てておく。たぶん違う。

昼食に麦飯を炊いた。鮭の塩麹焼き、納豆、生卵(黄身のみ)、豆腐とわかめの味噌汁、縮緬山椒。麦飯は130gよそったのを完食した。味噌汁もお椀7分目くらい。今の自分の胃袋の容量ではこれくらいでお腹一杯、胸元まで来る手前の感覚となる。ざっと計算したカロリーは350kcal、タンパク質12g、脂質9g、炭水化物56gくらい。やはり少しタンパク質が足りない。間食にプロテインバーとか食べればいいのだろうか。

午後、チーズケーキを焼く。家人のおやつ用。

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夕食は焼き茄子に素麺に鯖味噌缶を少しずつ。食べ過ぎないように用心してゆっくり食べる。焼き茄子が思いのほか美味しくて、家人とうまいうまいと言いながらムシャムシャ食べた。あまりにも美味かったので、明日追加で茄子を買いに行こうという話になった。たぶん焼き方が上手くいったのだろう。「けむらん亭」というグリルを使っている。いい買い物だった。

 

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そういえば明日は家人を検診に連れていく用事があった。コロナの影響で、3月から延び延びになっていたやつだ。この辺の医療機関では、検診みたな不要不急の診療はどれも一斉に延期になっていたのだった。私の食道癌も、昨年末の大腸癌検診で、「ついでに」やってもらった胃の内視鏡検査で発見されたものなので、あれがもしコロナの影響で延び延びになっていて、癌がもっと進行していたらと思うと震える。検診は大事だ。