断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

オレゾフ

プリンを作った。

Pudding.

細かいことを言うと「カスタード・プッディング」だ。

ハウスのプリンエルじゃなくて、卵と牛乳を固めるやつだ。

広義の「プッディング」は、なんか粉とか脂で固めた食べ物のことを言うらしい。

 

アイルランドだったと思うけれど、立ち寄った郊外の食堂で出てきた「Black Pudding」というシロモノは、豚か山羊か分からないけれど、臓物と血を固めたソーセージっぽいものだった。

これはダメな人はダメだろうな。

 

en.wikipedia.org

 

それはさておき。

自作した「カスタード・プッディング」は、モロゾフのプリンみたいだった。

www.morozoff.co.jp

家人もそうだと認めた。ので、「オレゾフのプリン」と命名。

(表面の茶色っぽい斑は、バニラエッセンスを入れ忘れたことに気付いて、あとから少し塗ったため。)

材料は、1カップ容器(アメリカ 236ml)に、なみなみと4個分、または1人前150㏄ならば6個分。

カラメル用:グラニュー糖60g、水25㏄

グラニュー糖を小鍋でいい塩梅に焦がして、水をじゃっと入れる(跳ねるので注意。)固まらないうちに器に等分に入れておく。

プリン液:卵6個、牛乳450㏄、グラニュー糖100g、バニラビーンズ又はバニラエッセンス 少々。

グラニュー糖を1/2量と牛乳を鍋で混ぜながら60℃くらいまで温める。

卵6個は別のボウルにバニラエッセンスを入れ泡立てないようによく混ぜる。

温まった牛乳に残りのグラニュー糖を加えて混ぜ、溶いた卵に注ぎ泡立てないように混ぜる。

出来たプリン液を濾しながら、カラメルを入れた器に入れて、60℃くらいのお湯を張った天板に入れて、170℃のオーブンで固まるまで、15分くらい蒸し焼きにする。

固まったら粗熱をとって冷蔵庫で冷やす。

 

モロゾフのプリンと、材料も製法も(たぶん)違わないのだから、それはモロゾフみたいな味と触感になる。

ゼラチンで固めたプリンもいいけど、卵と牛乳で固めたプリンも美味い。固いプリンが好きなら、卵を増やすか牛乳を減らせばよいと思う。

 

コスト計算

材料費は、卵6個 $1.60 、牛乳450㏄ $1.20 、グラニュー糖160g ¢24、バニラエッセンス少々 ¢20(?) で、計 $3.24 ( ≒ 330円)

150㏄のプリンだとすると、ひとつ¢54 ≒ 55円($1 ≒ 108円換算)

安さ爆発だ。

日本でハウスプリンエルは実勢価格170円くらい(税込み)、牛乳450㏄は100円程度(同)として、ひとつ67円

プリンエルより安くできる。

 

アメリカでハウスプリンエルを買って($3.48)+牛乳400㏄ ($1.06)で作ると、ひとつ$ 1.13 ( ≒ 120円)

オレゾフのプリンのほうが断然安い。

栄養価も高いし、今日び、学校も休みで家で暇にしている子供も大喜びではないか。

いやウチには子供いないけども。