ドライイーストが無かったら、酵母をおこせば良いのでは?からのバナナブレッド
ドライイーストもスーパーの商品棚から消えて久しい。
無ければおこしてみるか、ということで、剥いたリンゴの芯に砂糖を少しふりかけて、水につけること3、4日。ブクブクと泡立ち、お元気な酵母が活動しているようす。腐っているような臭いはせずともリンゴの匂いと微かにアルコールっぽい匂いがする。
(カビを防ぐために、何かでフタをして、たまに混ぜてやると良いらしい。)
おおお。
これがいわゆる「天然酵母」というやつか。これで品薄になっているドライイーストが手に入らなくても、パンが焼けるではないか。
と思っていたところに、少し前にオーダーしたドライイーストが強力粉などとともに届く。
業務用っぽい450g入りだから、100回くらいはパンが焼ける計算だ。
そして角食パンとバナナブレッドを焼く。
バナナブレッドは、イーストを使わず、ベーキングパウダーを使ったのだけれど、綺麗に膨らむものだなぁ。レーズンやオレンジピールを入れたかったのだけれど、家人が嫌いなので止めておいた。美味いのに…好みの問題だろうけど、レーズンは好き嫌いが分かれる食べ物だ。
バナナブレッドのレシピ (写真の小めサイズ2つ分)
バナナ よく熟れたもの正味200~250g
薄力粉 170g
ベーキングパウダー 6g
きび砂糖又はグラニュー糖100g
卵 2個
バター 50g
サワークリーム 50g
材料は以上。
バターは溶かして砂糖にすり混ぜて、サワークリームも混ぜる。サワークリームがなかったら、ヨーグルトでもよいし、バターでもよい。マーガリンでも食用油でもよい。(風味は変わるけれど。)
これに卵を溶き混ぜる。刻んだバナナをこれに混ぜる。
ふるって混ぜておいた粉類にこれを粉気が無くなるまで混ぜる。
器の内側にバターか食用油を塗っておいたものに生地を入れて、1、2回落として空気を抜いて、180度のオーブンで10分。クープを入れて160度で25分から30分焼く。
竹串を刺して生地が付いてこなければ焼き上がり。
焼きたてよりも、冷ましてラップに包み冷蔵庫で1、2日熟成させたものほうがしっとりとして美味しい。