放射線&化学治療のスケジュールが決まる
きのうの朝に医者の事務方から電話があり、保険会社の認可が下りたので、放射線治療のためのCTスキャンを取りに来いという。
医者からの電話は、こっちの都合など一切お構いなしに、いつも突然だ。
食道の癌の正確な位置やら広がりやら深さを把握して、正確な放射線照射をするのには必要な手順なのだろう。"Simulation" と言ってた。
また何枚かの書類にサインをさせられた。
CTスキャン自体は5分ほどで済み、あとは今後のスケジューリング。
化学治療(抗癌剤の注射)も同時進行で行うことになっており、これのスケジュールが決まってないと、放射線治療も始められないしスケジュールが確定しないと言われる。
腫瘍内科医のオフィスに電話するように言われたけれど、これは「たらい回しフラグ」なので、同じ病院の敷地内にある腫瘍内科医のオフィスにアポ無して突撃、担当看護師さんに取り次いでもらい、化学治療のスケジュールを作ってもらった。
放射線の後に、可能限り時間を空けずに化学治療を受けられるようにアレンジもしてもらった。
話のわかる親切な看護師さんでよかった。
アメリカの医者は、それぞれ専門性が高いのは良いのだけれど、こういう横の連絡や、患者の情報共有が全然できていない。
プライバシーなんとかで難しいのだろうか。知らんけど。
とにかくボンヤリしていると放置されっぱなしになる。
さて。
放射線の照射は来週3月12日(水)から毎日、月~金曜日の朝に、休まなければ4月13日(月)まで計23回。
抗癌剤の注射は3月13日(金)から毎週金曜日の朝、放射線のあとに4月10日(金)まで計5回。それから毎週水曜日の朝に血液検査をする予定になっている。白血球の減り具合なんかを見るのだろう。
抗癌剤の副作用の吐き気や胸焼け用の薬の処方箋も貰った。これがその辺の薬局には普通に置いていない、調薬が必要な薬のようだった。近くに一件扱う薬局があるようでよかった。
それからやっぱり毛も抜けるんだろう。今更どうでも良いけれど、明後日、散髪に行く予定にしてあるので、短めに刈ってもらおう。春だし。シャワーが面倒になった時も便利だろう。
スケジュール通りいけば、(術前の)放射線&化学治療が4月13(月)に終了することになり、そのあと8週間開けて手術となると、6月8日(月)の週が手術となるだろうか。
去年の12月に食道癌と告知されて3か月弱。検査と医者の面談の日々が済んで、ようやく治療の日程が始まる。
詳しい事情を話をしていない職場の人々あてに、遅刻や病欠が多くなるからよろしく、と病名は伏せてメールを出した。