断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

Heart Station

今週も医者通いだ。

きょうは「Heart Station」ということで、心臓の専門医。なんだかコンビニみたいな名前だけど。

別に心臓は悪くないと思うのだが、先月、低血圧で倒れたせいで、心臓の機能が疑われた。

2週間前に心電図やら簡易な検査でも問題がなかったのだけど、家族歴、弟がちょっと心臓をやっているということもあり「念のため」、と検査を入れられたのだ。

いやしかしこれは医者の儲けがちょっと入ってる気もするけど。

検査は2種類。

ひとつめは、超音波で心臓を診られた。むかし学校でやった集団検診の簡易なものではない本格的なもので、2,30分も延々と造影しながらいろんな画像や心音をチェックされた。検査結果は帰宅すると出ていて、左心室の機能?が"low normal"という指摘があっただけで、年相応、さして問題なさそうだった。

ふたつめは、ストレステスト。負荷試験といったところだろうか。上半身に電極をいっぱいつけられて、トレッドミル(ランニングマシーン)の上を歩かされる。なんだか宇宙飛行士の試験のように。

はじめはゆっくりと歩く速度なので大したことが無いけれど、3分ごとにスピードが速くなっていき、息が上がってくる。最後はかなりの速足となり、疲れてくる。年齢の上限値という心拍数「168」まで上がるか上がらないかくらいでテスト終了。結果は良好で所見なしとのこと。

コロナ以降、術後に週に4回も5回も泳ぎに行ってたのを止めざるを得ず、さいきんは散歩以外に運動らしい運動をしていなかったので、心肺機能にかんしてはすこし心配していたけれど、どうやら貯金が効いているのか大丈夫なようだった。

これで懸案の低血圧は、抗癌剤の副作用で、末梢の血管まで血液が届きにくいということで落着した。

落着と言っていいのかどうかわからないけれど。

歳だ。

起き上がるときや立ち上がる時には、一呼吸おいてすこしゆっくり動作するクセとつけなければならない。

歳だ。

 

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