断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

天ぷら

うちは初老の2人暮らしなのだけれど、いざ新しい油で天ぷらを揚げるとなると、後々の天ぷら蕎麦や天丼を見据えて、ついつい大量の天ぷらを揚げてしまう。

最近は電気フライヤーを使うので、あまり汚れないし、片付けもさして面倒ではない。が、なにぶん小さいフライヤーなので、一度にたくさんは揚げられず、海老なら3尾が限界だ。

というわけでこの量の天ぷらを揚げるのに、1時間はかかっている。揚がったものからオーブンで保温するのでまぁ冷め切ったものを食べることにはならないので良しとする。

最近気づいたのは、揚げている最中に「胸ぶくれ」というか、油酔いしてしまうのを防ぐのに、不織布のマスクがかなり有用だという事で、気分良く揚げものが出来る。新型コロナのお陰だ。

今回のタネは、かき揚げ、海老、ちくわ、サツマイモ、インゲン、ブロッコリーの茎、そしてカシワ(鶏モモ肉)。

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鶏モモ肉の天ぷらは、今回初めてやってみたのだけれど、塩コショウの下味だけでふわりと柔らかくとても美味しかった。タンパク質が摂れるし、その後の天丼への展開を考えると、親子丼っぽいものも作れそうだし、自画自賛したい。

モモ肉などと贅沢せずに胸肉を使うという向きもあろうけれど、柔らかさではモモ肉だろうし、当地では胸肉は別に安くないのだ。高くもないけれど。

揚げたての昨夜は、ムシャムシャと天ぷらだけを食べ、今日の昼には天ぷら蕎麦とした。モモ肉の天ぷらがタンパク質を補うので、悪くないバランスだろう。

まだたくさんあるので、あと天ぷら蕎麦かうどんを一回と、天丼2人前くらいで食べ切るだろう。そう考えると、料理の手間暇のコスパは悪くない。

油もまだくたびれていないようなので、この油でコロッケや海老フライ、フィッシュ&チップスなんかに展開しようと思う。そしてトドメに揚げ春巻きや揚げ餃子なんかも良いな。

揚げ物が食べられる元気があるのは宜しい。