自宅療養4日目

日曜日。毎日休みなのだから、曜日は関係ないのだけれど、コロナのアレで散歩や買い物に行こうとするときに、なるべく人混みを避ける事を考えるわけで、日曜日は基本的に引き篭もりたい。アメリカ人の一部の人々は我関せず、マスクもしなければ大勢でワイワイ喋りながら歩いてたりするので、自己防衛するしかない。先週からレストランも50%の容量でオープン解禁になり、人が好きで外でワイワイやりたい連中で溢れている。

昨夜は睡眠導入剤を飲んでみた。少し前に内科医が処方してくれたものだ。気がつくと寝入っていたから、それなりに効果があったのだろう。悪夢を見なかったのもよかった。ただし長い時間は眠れない。寝たり起きたり。明るくなる5時半過ぎには目を覚ましていたと思う。

8時ころ起き上がる。水分と薬をひと通り腸瘻から注入して、non-fatヨーグルトを食べる。それからコーヒーを少し飲む。液体も食べ物も沢山の量は胸につかえる感じがするけれど、嚥下に問題はない。良い調子だ。

牛乳を温めてヨーグルトメーカーで家人用のヨーグルトを仕込む。時間は沢山ある。それからふと思いついて、うどんを仕込む。薄力粉と強力粉に塩と水を加えてまとめて、ジップロックに入れてタイルに挟んで足で踏んで伸ばして畳む。これを繰り返すこと15分くらい。良い塩梅の生地が出来たような気がする。これを冷蔵庫で寝かせておく。夕食にしてみよう。時間は沢山ある。

蒸し暑く雷雨40%の予報だったけれど、散歩に出る。きょうは1時間弱5,000歩弱歩けた。帰宅してシャワー浴び、腸瘻回りのガーゼを交換した。

昼食は暫く冷凍庫で眠っていた「天然酵母パン」という菓子パンみたなパンを半分とカップスープ。家人がキムタクがボデーガードをしているドラマを観ていたのでチラ見する。キムタクな。ちょ、待てよ。チラ見なので、よく話がわからなかったけれど、兄弟姉妹の仲の良くないので他人を巻き込むのは良くないね。知らんけど。

パソコンで「食道癌」に罹患した有名人を見ていたら、かなり居るので驚いた。やしきたかじん、中村勘三郎(18代目)、桑田佳祐、小澤征爾、岡田真澄、藤田まこと、なかにし礼、赤塚不二夫、西村晃、三浦洋一、野口五郎…結構な数だ。このうち「食道癌」が直接の死因とみられる(存命中の人もいるが)のは少なくて、合併症や、のちに別の疾患、脳疾患や心疾患を発症して死に至った場合が多い。60代から70代の男性に好発するという食道癌の予後の傾向と言えるかも知れない。

夕食には午前中に仕込んだうどんを茹でた。まぁ買ってきた冷凍うどんのほうが美味いと思う。