断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

Stay Home Order でずっと家にいる

SARS-CoV-2のおかげで、州知事から家に居ろという命令が出ているので、病院に行くのと、時々スーパーに寄って生活必需品を買うのと、散歩に行くのと、ときどき仕事に行く以外は家に居る。ずっと家に居る。

もとより出かけることが好きではないし、会いに行ける範囲に友人も家族も居ないし、外食も全くしないので、生活は普段と変わらない。週に4回も5回も行っていたプールが閉まってしまって、泳ぎに行けないという一点を除いて。

家人も一年前から勤めを辞めて、在宅でなにやらパチパチと仕事をしている。ときどき「ぎゃっ!」と言うので、ナニゴトかと聞くと株が下がったとか言うので、仕事をしているのかどうかも怪しい。とにかくずっと家に居て、時々食事をムシャムシャと食べている。

退屈を持て余すということもあまりない。家に居たら居たで、真っ当な食事を作って食べようと思ったら、献立から買い物から用意調理片付け使いまわし保存など、それなりに手間ヒマがかかるものだ。自分が仕事に持っていく弁当や、総菜の作り置き、自分が居ないとき用の家人の食事の用意もある。

加えて、このご時世に下手に家に居るとなると、パンやケーキでも焼きたくなり、一日中ずっとキッチンに居るようになる。日々の食事はさておき、パン焼きや菓子作りは趣味みたいなものだからいいけれど。

問題は小麦粉がずっと品切れで手に入らないことだ。アメリカ人はみんな家でパンでも焼いてるのか?と思うくらい何処に行っても品切れだ。

アメリカは、中国インドロシアに続いて世界第4位小麦の生産国のはずだから、収穫が得られる夏以降には品薄が回復するのだろうか。知らんけど。

 

きょうは風雨が強くて、散歩に出られるかどうかあやしい。午後に最後の放射線を受けに行って、晴れていれば良いけれど、無理なら掃除でもして身体を動かさないと、夜に眠りが悪い。

しかしここにきて倦怠感が強い。医者が予告した抗癌剤の副作用だろう。節々が痛むほどではないにせよ、だるい。総菜の煮物を作って少し挫けたけれど、味噌汁と炊き込みご飯を仕掛けて、厚焼き卵でも焼くことにする。

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パンを焼くのも随分効率がよくなった。