断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

Radio Therapy: 放射線治療第1日目

今日からRadio therapy (放射線治療)が始まった。月曜から金曜の週5日を5週間、都合23回41.4 Gyの放射線を照射するとのこと。合わせて明日からChomo therapy(抗癌剤治療)も始まる。こちらは週一回の点滴のようだ。

最初に「食道癌」の診断がついたのが2019年の12月20日で、それから数回の検査と医師との面談を経て、実際の治療が始まるまで3か月弱かかった計算になる。

受付を済ませ、本人確認のあと、映画かテレビドラマで見たことがあるような、宇宙船の中かUFOに連れてこられたような無機質な部屋に寝かさる。シュッとした服を着た耳の尖ったヒトでも現れるかと思ったが、普通のいでたちの技師と看護師しか居なかった。

体の周りを何かがぐるりと回ったり、腹の上の円盤が緑や赤い光がチカチカしているうちに終わった。放射線の照射自体は1分もかかってなかったように思う。熱も痛みも何も感じない。逆にそれが放射線の怖さ(であり、また便利さ)なのだろう。

天井には青空の絵が貼ってあった。

放射線照射後は、そのまま職場に出勤した。体調の変化は感じない。

明日は放射線2回目のあと、抗がん剤の点滴が始まる。

 

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これはきのう同僚と食べた1ドルスシ。