断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

赤い薔薇

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もうすぐ家人の誕生日なのだけれど、今年は仕事もあれば、医者に行く予定もあって、買い物に行けないかもしれないと踏んで、早めに花を買ってきた。控えめに5本。店先で選んだので、程度の良いのが買えてよかった。

誕生祝いに赤い薔薇。である必要はないのかもしれないけれど、ずっとそうしているのと、やっぱり赤い薔薇は華があるし。薔薇は切り花としては長いこと咲いててくれるので、やっぱり赤い薔薇だ。

 

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すこし前までは、コスコでどーんと50本、オーダーしていた。あちこちの花屋で探し回らなくて良いし、確実に買えるし、届けてくれるからだ。

けれど届いた薔薇は、質が今ひとつだったりした。オーダー後にトラッキングを見ると、エクアドルあたりから空輸されているようだった。遠路はるばる空飛ぶ赤い薔薇。が、たぶん開花のタイミングを調整する為に冷蔵庫の中で管理されているのだろう。そのあと飛行機に乗せられて飛んでくるとあっては、相当なストレスに違いない。萎れてみたくもなるというものだ。知らんけど。

それから家人に、そんな50本も沢山要らない。とも言われた。50本の茎の切り戻しもそれは大変だ。そりゃそうだ。

暖かい部屋で水に挿して陽に当てた途端に、50本の赤い薔薇が、「わっ!」っと目を覚ましたように開いてゆくのは、それは見ものだけれど、枯れる時もバタバタと枯れてゆくのだ。

 

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いま時分は、St. Valentine's Dayの近くなので、スーパーの生花セクションでも、赤い薔薇がイチ押しで売られるようになる。

Valentine's Day に感心はないのだけれど、家人の誕生日がいま時分だから、赤い薔薇の相場に巻き込まれざるを得ない。

今朝の新聞のチラシを見ると、Targetで1ダース$19.99。少し高いか、これくらいがValentine's Day前の相場なのだろう。

 

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日本だといい値段。質も良さそうだけど。しかし日本のValentine's Dayって、花を贈ったりするんだっただろうか。自分には記憶がない。