断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

ヴァレンタインズディ

実家が宮城県県の比較的沿岸部にあるので、今回の地震もかなり心配した。こんな時期に被災された方々は気の毒だ。お見舞い申し上げます。一刻も早く通常の暮らしに戻られますようお祈り申し上げたい。

実家は弟からメールがあり、「いい感じで揺れた」ものの、大した被害は無く、家の外壁に少しヒビが入ったのを確認したのと、親父の仏壇の線香立てがひっくり返って、あたり灰だらけになったくらいで、停電も断水も無く過ごしているという。母親は翌日パチンコに出かけてたとも言っていた。私に心配させないために本当のところを言ってない可能性もあるけれど。

それはさておき。報道を見る限り、、どうも今回の地震は宮城県よりも福島県の方が揺れが大きく被害が大きいようだ。

あの東日本大震災から10年、嫌な時期に嫌な地震だな。あの時も私はアメリカに居たけれど、実家とは5日間ほど連絡がつかず、ずいぶん気を揉んだものだ。特に母親は港近くの水産加工会社で働いており工場は津波の被害に遭った…母親を含む工場の人々は素早く高台に避難して難を逃れたようだ。母親もそうだけれど、あの辺の地元の高齢者は、60年も前の「チリ地震津波」の被害をよく覚えており、行動に躊躇がないのが幸いだった。

1日後くらいに母親は実家に帰ってきたのだが…実家の親父も弟も、あの工場のあたりではもしかしてダメかも知れないと話していたという。実際に津波は背の高さ以上に来たというから、避難していなければ危なかっただろう。

ヴァレンタインズディについて書こうと思っていたらなんだか地震の話になってしまった。

家人の誕生日が2月15日で、プレゼントなど大仰なことはしないけど、せめて花くらいは買うのだけれど、このヴァレンタインズディと重なって、毎年毎年花の相場が高いのが気に入らない。

f:id:dv6:20210215045813j:image

そして往々にして質が良くない。深紅の薔薇はもう一段高くて品切れだったりする。

まぁいいけども。

ヴァレンタインズディの想い出と言えば、ヲッさんの昔話など誰も興味がないだろうから書かない。

ケーキ屋兼菓子店で働いていた頃は、ヴァレンタインズディは、そこそこの書き入れどきで、チョコレートも売れたし、ケーキもハート型に誂えたものは良く売れた。チョコレートは主に男性が値段も見ずに買って行き、ケーキは家族やカップルで食べるのだろう。

菓子やケーキなどは、人はカロリーを気にして少し後ろめたいから、何かと理由をつけて食べたがるものなのだ。ヴァレンタインズディでなくても。