断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

外免切り替えが不要に 自動運転に期待

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2020年2月6日より、Virginia州でも、日本の運転免許証の切り替えが簡素化されて、試験が免除になったというニュース。

日本大使館からも早速メールでお知らせが来ていた。これは相互条約というか協定であろうから、逆にVirginia 州やMaryland州やWashingtonまたはHawaii 州の運転免許は、日本では試験なしで切り替えが出来るということだ。

これで将来、日本帰国してリタイアするさいに、面倒な「外免」切り替えの試験を受けなくて良くなった。

聞くところによれば、あの試験は免許センターに出向いて試験官を乗せてコースを走る、教習所の仮免試験みたいなやつで、「落とす試験」みたいな感じで合格率が極端に低く、日本の教習所で教習を受けてから行かないと、まず合格しない、というアホみたいな事になっているらしい…ので、何よりである。

アメリカの運転免許保持者には朗報だけど、これが全米の州の免許に適用されるかというと、ちょっと難しいかもしれない、と個人的には思う。というのも、アメリカの場合、州によって運転免許の取得条件や難易度にバラつきがあるからだ。

上記の4州は、田舎のエリアもあるけれど、大都市圏も抱える比較的都会、都市部も多い州。

他方、アメリカは一部の大都市圏を除いて、広大な田舎なので、州都周辺以外は、果てしなく続く信号もない一本道だったりする。ニューヨーク州でさえ、郊外に行けば雪深い山の中だ。

故に運転免許の「路上試験」も複雑になりようがないのである。まっすぐ走って信号(あれば)に従って、くるっと回ってバック出来ればハイ合格みたい感じなのである。踏切の手前で一時停止して耳を澄ます、なんてことはしないのである。

懐かしいな。世田谷自動車学校。

まそんなんで、面倒が減って良かった、と家人に話したら、自分らが日本に帰る頃には、自動運転が導入されていて運転の心配はない。と言う。22世記かそれは。いや、そんな10年や20年で、日本で自動運転の車が一般的になるだろうか。

アメリカでもペーパードライバーの家人は、日本でも意地でも車を運転するつもりは無いらしい。

日本は超高齢化していく社会だから、自分も高齢になってまで車を運転したくないし、自動運転には期待したいとは思うのだけど、日本のことだから、よく分からない法律で規制をかけて、技術はあるのにインフラの整備が遅れて、他国に美味しいところを全部持っていかれる。みたいな事にならなきゃいいけど。