断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

月齢13ちょいくらい

3時過ぎに目が覚めたので、そのまま起きる。

夜中に目が覚めて、また寝入ることができるか寝付けないか、は、大概感覚でわかる。無駄な抵抗はしない。起きだしてまた眠くなったら寝ればいいだけの話だ。睡眠にこだわりはない。

昨夜寝入ったのは23時前だから、4時間半は寝ただろうか。抗癌剤やそれに関わる薬(デクサメタゾンなど)の影響や、運動不足などもあるのだろう、最近はこんな感じだ。もともとshort sleeperで、癌の治療をする前でも睡眠は6時間くらいだった。そして昼間15分くらい寝るのが至福のひととき。寝たいのに眠れない、という不快感は無いので、起きてネットに繋いで読んだり書いたりする。

座っている椅子から沈む前の月が見える。晴れて風があるので、綺麗によく見える。左上がやや欠けている。月齢13くらいかなと思ってカレンダーを調べたら、明後日が満月と書いてあるので、あながち間違っていない。

月は良い。じっと眺めていられるから。太陽は太陽で有難いが、直視するわけにはいかないわけで。

月が地平に近づくにつれて、白かったのが少しクリーム色と赤が混じってくる。通過してくる大気の層が厚くなってきたからだろう。いづれにしても美しい。

f:id:dv6:20210225231530j:image

6時半。月も沈んだし夜も白んできたところで眠くなってきた。まぁ今日は休みだし寝ても良いし起きてても良い。贅沢な暮らしだ。