断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

7ヶ月ぶりに泳ぐ

きのうは久しぶりにプールに行って泳いだ。心地よい疲れと、身体に血と酸素が巡る感覚が気持ち良い。これだ。やっぱり水泳は良い。ずっと鈍痛があった五十肩?ぽい右肩の不自由も少し軽くなった。イイぞ。

3月の半ばに新型コロナにの影響で、いつも泳ぎに行っていたプールが閉鎖になった。まーそーだろうなぁ、と思いながら、自分は通院治療が始まり、泳ぐどころではなくなった。手術を終えて自宅療養も終えて職場に戻ったのが7月の末。体調も万全にはほど遠く、朝起きて仕事に行って帰宅して寝るみたいな8月をやり過ごした。

いやまー少しなら酒も飲んでもイイか!と思えるくらいに体調が回復したと思えるようになったのは9月になってからだ。運動らしい運動は、休みの日に取り敢えず歩くことくらいだった。

そして昨日、体力もずいぶん戻ってきたと思うし、そろそろ泳ぎに行くか、と意を決して行ってきた。凍結されていたメンバーシップの解除を頼んだら、12月の半ばまで延長されていた。

新型コロナがまだ収まるどころか新規感染者が増えている当地では、プールでも感染予防のための対策が取られており、かなり面倒なことになっていた。

まずは人数制限。以前は人数に制限は無く、混む時は1レーンに4人も5人もぐるぐるとサークルを描くように周回で泳がなければならなかったのが、新しいルールでは1レーンに2人まで、すれ違い対面で泳ぐようになった。

そして予約システムと時間制限。希望の日時の24時間前から、webサイトで予約を入れる。夕方の時間帯は人気があるのであっという間に予約が埋まってしまう。家人と2人分を素早く予約したいので、パソコンの前で時計を見ながら1クリックで予約が入れられるようにスタンバイするハメになった。なんだか何処ぞの格安航空会社の予約のようだ。

予想していたことだけれど、プールに行ってみると、以前は結構居た年配の人々の姿が無い。このすべてwebサイトで済ませなければならい予約システムに付いていけないのと、やはりコロナの感染を恐れてプールには出掛けなくなったのだろうと思う。知らんけどたぶんそうだ。

泳ぐ時間も45分か60分と決まっている。遅刻しても救済措置は無し。その後の時間帯に空きがあれば予約は入れられるようだけれど。

そしてロッカールーム。人の混雑と流れをコントロールするため、入る時は男女別のロッカールームも、帰りは「ファミリー用」というひと部屋で着替えることになる。備え付けのシャワーは僅かに4つ。使ってもいいけれど、このシャワーブースは、トイレと着替え室も兼ねているため、シャワーはなるべく使わないで欲しいとプールの人に言われる。これはかなり不便だ。プールから上がって身体を洗わずにまた着替えて車を運転して帰って、ウチはバスルームがひとつしか無いので、1人は待たなければならない。今はまだそれほど寒くないからいいけれど、寒くなってきたらかなり厳しいと思う。待っている人がいるのに我関せずとシャワーを使うほど図太い神経は持っていない。

コロナめ。面倒なことになった。

しかしやはり泳いだ後の爽快感は何物にも代え難いので、メンバーシップがあるうちは頑張って予約を入れて通おうということになった。

50肩が治るといいな。いや治る気がする。週4〜5で泳ぎに行ってた頃は、肩など痛くなかったのだから。

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