断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

今日もパンを焼く。

月曜日。

今朝は主治医(腫瘍内科医)とのビデオ面談。術前放射線化学治療を終えて4週間経過したので、あと4~6週間で手術だなと言われて、はっ、そうか、手術だったなと現実に帰る。いや夢見て過ごしていたわけではないけれど。しかし主治医と外科医で連絡というか連携が全く出来ておらず、主治医の看護師、主治医方の医療事務、外科医の看護師、外科医の医療事務と5回くらいあちこちと電話で話す。要は手術前にもういちどPET/CTスキャンをするという話なのだが、外科医側がオーダーを出してるかと思いきや何もしておらず、主治医側の医療事務のひとがきょうオーダー出したからなどと連絡が来た。追っ付け外科医側の医療事務からウチの病院でCT受けるのか?いやいや主治医のところで受けますからみたいなやりとりがあり、ぐったりと疲れる。これでまた間に入っている保険会社がすんなり認めればいいけれど、前回はアホみたいなミスで10日も待たされたなぁ…などど心配しているうちにあっという間に昼になった。

今日もパンを焼いた。

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焼き立てのパンは美味い。角食パンを焼くのも4回めとなって、分量やら、うちのオーヴンのクセに合わせた焼成温度や時間がだいたい分かった。エッジの立った角食パンは、我ながらビューテホーだと思う。写真下の丸っこいのは、ハムとチーズを巻いたパンで、なんとなくこれ1つで一食になるのでいつも焼いている。

明日中に主治医方の医療事務から連絡が無ければ、保険会社がPET/CTスキャンを認証したかどうかまた電話をしなければならない。癌との戦いよりも医者と保険会社との戦いなのである。いや。癌と戦っているつもりは実はなくてはあと20年くらいちょっと遠慮しといてはくれまいか?とネゴしている気分なのだ。癌とて自分の身体の一部なわけだし。知らんけど。