断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

禁酒日記 8日目

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今年は寒波らしい寒波がまだ来ていない。あと2週間もすれば旧正月だ。今までは暇さえあれば酒を飲むことを考えていたので、出かけたり車の運転を極力避けていたけれど、これからはそんなことも無く時間はあるので、今年は天気が良ければチャイナタウンまで出かけ見ようかと思っている。

 

宿直明け。20時間ストレートで働いたので、さすがに疲れて眠い。眠くなってはまずいので、暖房をつけずに車を運転して帰宅。寒かった。

晴れて風が強い冬の日は、東北地方の太平洋沿岸の故郷を思い出させる。あすこは冬も、春もたいてい風がびゅんびゅん吹いている。けれどそれは私は嫌いではない。良い思い出ばかりを思い出す。悪いことは忘れた。

 

昨日あたりから懸案の、保険会社での精密検査の承認がなぜか下りていない案件、保険会社に問い合わせた回答が、「ワシらリクエストさえ受けてませんけん、先に医者に確認せいや。」とのこと。たらい回しの予感。帰宅して医者に電話する。総合病院なので、受付から予約から検査申し込みから支払いまで、部署がたくさんあって、代表電話にかけると、3人ほどにまったく同じ説明をして3回電話を回される。こんなのは日常茶飯事なので、心は折れないアメリカ人。ただ眠いし腹がへっている。この案件に早いところカタをつけて、何か食って昼寝したいところ。長い待ち受けからようやく繋がった電話の向こうの医療事務が、調べて1時間以内電話するとのこと。わりと真っ当な対応。アメリカの医者は自由診療だから、評判が悪いと客(患者や)が来なくなって、あっさり潰れてしまうのである。馬鹿高い医療費には問題があるけれど、競争の原理が働いている部分で良いこともある。アポを取って行けば30分も待たされない。

コールバックはまースパゲテーナポリタンでも作って食いながら待とう。

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タカモリという日本のメーカーの茹で麺のやつを、カリフォルニアの日系スーパーから通販で買ってみたのだけど、こりゃ味が濃いですねぇ。冷蔵庫にあった玉ねぎとエノキをわりと多めに入れたのだけど、濃い。コッペパンに挟んで食いたくなるレベル。これをおかずに白米がイケるレベル。またはもっと野菜を入れて増量して、飲み屋のツマミ、スパゲテーナポリタンつってしまい400円くらいで出てくる感じ。ハイボールぐびぐび進んじゃうね。いや真面目に禁酒してますよ。濃い。日本のインスタント食品は、総じて塩分が濃いですね。分かっていながら食べてしまう。

モグモグと濃い400円相当を食べてると。くだんの医者の事務の人から電話。20分くらいあとだったので、かなり早いレスポンス。曰く、あなたの検査のリクエストは2日前1/6/19に出されたばかりなので、もう少しかかる。と。

いやいやいやいや…12/30/19の10日前やぞ医者に会ってその場で精検オーダーする言うて、日取りまで予約したやんか。…さては忘れてナ?大事な精検のリクエストを。まーいまさら怒ったところでどうしようもない。保険会社に問い合わせてよかったですよ。ずーっと待ってたら放ったらかしにされてた可能性がありますからね。あーアメリカってそういう国だったよな。食らいついて自己主張し続けてなければならない。ウエルカム トゥ アメリカ。