断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

禁酒日記 7日目

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昨日の朝からの目眩のようなぐるぐる感は少し薄れる。慣れたのかも知れない。座っている姿勢から立ち上がって歩こうとすると、およよっという感じで平衡感覚が取れなくなる感じ。転んだり倒れたりするほどではない。少し様子を見るしかないか。

昨日は当地ワシントンDC界隈にも、この冬はじめて雪らしい雪が降った。例年よりかなり遅い。積もるほどには寒くなかったものの、夕方のラッシュアワーにかかるとあってしまい学校や政府機関は早めに閉鎖という措置が取られたため、一帯は渋滞が酷かった様子。私はそれより少し早めに移動していたので、巻き込まれずに済んだものの、早出出勤となり、20時間勤務とあいなってしまった。まぁそれで2日分の勤務とカウントされるのだから、悪くはないのだけれど。 

禁酒7日目。

酒のない暮らしも1週間か。

20代のころは、毎日飲んでいなかったと思う。誘われれば飲みに行く程度で、あとは休日前にビデオを借りて、コンビニで弁当なんかを買って、ビール1本、缶チューハイ1本でもあれば腹いっぱいになって寝てしまってたと思う。毎晩飲むようになったのは30代になってアメリカに来てからで、居候していた家では食事時にビールをグラスでのんで、ワインをまたグラスで一杯のむような食生活だった。酒量としては大したことがない。習慣的飲酒になったのは30代も半ばになってからで、一人で暮らすようになってからだ。仕事を終えたらシャワーを浴びてビールを空け、アメリカはワインが安いので、ボトルのワインを半分、時にはフルボトルを飲んでいたと思う。ハードリカーに移行するのは間もなく、アイルランドでアイリッシュ・ウイスキーに出会ってしまってからだ。

 

今日は宿直なので、酒どころか食事も適当に済ます。カップヌードルのカレー味というのが最近アメリカで現地生産されており、$1.20くらいで買える。しょっちゅう食べるものではないけれど、まぁ不味くもないので、宿直のお供に食べたりする。子供の頃から食べていた日本製のものとは味も麺のテクスチュアもわりと違うのだけれど、温かいし腹は膨れるのでよしとしている。

 

医者がオーダーしたPET/CT Scanが保険会社でpendingになっていると言われ、医者の事務から2回も予約がキャンセルされ、流石にそりゃおかしい、それは無いわと思って保険会社に何故だと問い合わせたところ、そんなリクエストは受けてない、医者にリクエストを出すように言え(要約)という返答が来た。何じゃそりゃ。また朝から繋がらない電話の前で辛抱強く待たなければならないではないか。こちとら進行性の疾患を抱えているのだ。時間との戦いなのだ。

職場にはわけを話してしまい2度も勤務の調整をしてもらっているのに、また再調整して貰わなければならない。恐縮だけれども仕方がない。

気づくと肋骨の下部、右。肝臓と胆嚢のあたりだと思うのだけれど、ここ数ヶ月時々感じていた張るような違和感が無くなった。よくわからない。肝臓は痛みを感じないというし、胆嚢に石でもあるのか無いのか。これが禁酒の効果なのか気のせいなのかも分からない。痛みや張りや違和感がないというのともあれ良いことだ。