断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

竜田揚げよりの唐揚げ 

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「竜田揚げ」は、具材に下味がしっかり付けられていて、揚げる直前に片栗粉が塗され揚げられるもので、仕上がりがちょいと白っぽく粉を吹いた感じ、衣がザクザクになる感じのもの。

「唐揚げ」は、具材に下味を付けて小麦粉を混ぜ、薄い衣が付くようにして揚げて、外側がカリッと仕上がるもの。

と、何となく思っていたけど、ググってみたところ、それほど厳密な違いは無いらしい。地方や流儀によっても違うだろうし。

いや、こだわりがある人にはあるのだろうけど、鶏の竜田揚げっぽいものを、唐揚げと言われて出されたところで、また逆に唐揚げっぽいものを竜田揚げと言われて出されたところで、それほど怒りだす人も居ないのではないか。

どう見てもカキフライみたいな、パン粉を纏ったチキンカツが出てこない限りは。

dv6.hatenablog.com

極私的には片栗粉を使うか、小麦粉を使うかの違い。という気がしている。ウチで揚げるときは片栗粉のほうが多い。

昨日揚げた写真のものは、タピオカ粉(キャッサバ粉)と片栗粉を半分ずつ混ぜて使ってみた。ザクザクと揚がって満足のいく出来だった。パン粉は無しだ。

「ザンギ」に至っては、サッポロビール園でビールのツマミとして食べた1度きりだけど、「北海道で食べる鶏のから揚げ」と定義したい。異論はサッポロビール園(ガーデングリル)までお願いしたい。

 

鶏肉以外の「竜田揚げ」または「唐揚げ」となると、両者の違いがもっとハッキリする気がする。

「鯨肉の竜田揚げ」はあっても「鯨肉の唐揚げ」は聞いたことがない。鯨肉にしっかり下味を付けて揚げる感じがする。

「ふぐの竜田揚げ」はやっぱり身にしっかり下味が付いてる感じ。他方「ふぐの唐揚げ」はあっさりした、なんなら塩コショウだけの軽い味付けで、レモンかスダチなんかをキュッと絞って食べる感じ。

しかし「タコの唐揚げ」となると、竜田揚げっぽいしっかりした下味が付いてるイメージもある。

「マグロの唐揚げ」はあまり聞かないけれど、「マグロの竜田揚げ」なら容易にイメージできる。

すべて個人の感想です。知らんけど。