カレーパン / 梅か桃 / い・け・な・い ルージュマジック
カレーパンを作った。
揚げるだけに、カレードーナッツとも言う。
わかる。さいきん聞かないけど。
揚げたてもうまいけど、冷めてもうまい。
揚げパン界のキングオブキング。
思いついたひとは偉いと思う。
東京の洋食屋さんが、『「洋食の2トップ」であるカレーとカツレツを取り入れたパンを思いつき開発した。』とのことである。
パン粉をまぶして揚げるスタイルが一般的であるあたり、「カツレツ」を模したものという説には、説得力がある。
作ってみると分かるのだけど、カレーパンというのは、パン生地さえ用意出来れば、作り手にとっていろいろ都合がよい。
第一に、オーブンで焼くより、揚げたほうが調理時間が短く済む。片面2分半くらいずつ合計5分も揚げたら出来上がりだ。揚げ油も結構くたびれているもので構わない。
これをオーヴンで焼くとなると、20分は焼かないといけないだろう。
第二に、一人前にも満たない残り物のカレーが100gもあれば、カレーパンが5、6個は出来る。中途半端に残ったカレーの処理選手権では常に優勝が狙える。
第三に、残り物で何度か温め直して、もったりと煮詰まったカレーのほうが、パン生地の上で流れないし、落ち着きが良い。
良いことづくめだ。
パン生地さえ面倒でなければ。
しかしいちどに6個も出来てしまったカレーパン。昼にひとつ食べて夜にひとつ食べたけれど、もう暫くは要らない気がする。
また職場に持っていっていくか。
散歩してたら、梅が咲いていた。
やっぱり例年より早い。
桃かもしれない。ひょっとして寒桜の類かもしれない。
実がなってるのを見たことがないので分からない。
きのうは‐7℃の寒さだったのに、日も長くなってきたし、おおむね暖冬だったので、2,3日寒くても、開花のスイッチが入ってしまったら、誰も止められない。ものなんだろう。
『♫〜他人(ひと)がとやかく言っても、ドウシヨウモナイことさ。誰もあの娘(こ)を、止められない~♪』
1982年の2月。今頃のリリースですよ。38年前。
いやしかし名曲。
何というか、けっこう陰のある歌詞とコード進行。
と感じているのは自分だけで、ベリーヤングだった当時の自分の心象風景を思い出すからかも知れない。大丈夫だぜ。知らんけど。