ボジョレー・ヌーボー
キューバのカストロ議長はんが亡くなったですね。
ツイッタ界隈のTLを眺めていても、コメントたくさん。
アメリカの(特に政治家の中の)人はコミュニストだの独裁者だの自由社会の敵だの、酷い罵りようです。
うーん。
死者にしてなお罵るその文化は、どうも受け入れがたい。死んだら赦せよっておもうんですけど、これふと思ったんだけど、これは宗教観もあるのかな。死んだら「ホトケ」になって、輪廻転生する、日本的なアミニズムや仏教的生死観、といってもさまざまだからこうだとは言えないかも知れませんけども。クリスチャン的発想だと、死んでも何処か異世界に「存在して」いるといった観念があるように思います。この世には居ないけど、あの世には居る、みたいな。死体を火葬しないのもいつか「復活」する可能性って意味合いなんでしょうし。
と。閑話休題。
ボジョレー・ヌーボーといえば、バブル華やかなりしころの日本では、ひと瓶3000円(!)というお値段で、解禁日の午前0時、にパーテーなんかが開かれていたそうですが、今はどうなんでしょうね?
アメリカではあんまりポピュラーではないようで、高級食材店に行けば1,2種類やっと見つかる程度です。写真の物は1本$10くらいでした。
ま、縁起物といいますか、今年も何とかここまで来たか、と。こうして無事お酒が飲めるのは何よりだ、と諸々に感謝する儀式のようなものなので、毎年買って飲んでます。解禁日がちょうどこちらのThanksgivingと前後するので、まー仕事も大概休みで、ゆっくり飲める時期でもあります。
お味のほうは、アルコール入りフレッシュぶどうジュース、といった風情で、特別美味いものでもないですね。ふだん飲みするにしても、1本$5でも買うか買わないか。まー縁起物なので、これでいいのでしょう。
また来年も美味しくお酒が飲めますように。