アニスボンボン
「フランスのお土産、アニスのボンボン。」を頂く。
ううむ。おフランス語は、さっぱり読めん。
パッケージから推測するに、西洋の八角ハーブキャンデーといったところでしょうか。
確かに八角っぽい匂いがする。
材料は、Miel (蜂蜜)、Sucre (砂糖)、Glucose (ブドウ糖)、Aromes (香料)。
肝心のアニスが入っていないような気がするけれど、「香料」に含まれているのかしら。
試食。
ほぼ想像通りの味。氷砂糖に仄かにアニス、鼻に抜ける八角のマイルドな風味。濃い食事や匂いの強い食事の後に口に含むものだろうな、というお味。ローマ人は胃もたれの薬として用いたというので、納得(アニス - Wikipedia)。
「ボンボン」というので、舐めてると最期に中からリキュールかシロップが出てくるのかな、と身構えていたのだけれど、最期まで普通の飴。
調べると「ボンボン」の語源は、フランス語の「bon」で、「良い」という意味の形容詞。「ボンカレー」の「ボン」ですね。で、これを2つ重ねて「bonbon」と。で、「ボンボン」はどうやらキャンディー、グミやマシュマロなどの、ひと口で食べる砂糖菓子全般を指すらしく、必ずしも中にウイスキーやシロップが入ってるものではないのだとか (ボンボン菓子 - Wikipedia)。
この八角っぽい風味のアニスボンボン、叉焼や豚の角煮に使えるような気がします。
さらにアニスを調べると、アニスと八角は、香りは似ているものの、植物学上は、全く違う植物なんだそうです。八角はアニスより安価なので、アニスの代用として使われることがあるとか(アニス - Wikipedia)。
やー勉強になりました。