断食道亭日乗。

旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」(消防署のほうから来ました。) 改題。食道癌と診断されて禁酒したアメリカ人の中のひとのブログ。

炭酸水或いはソーダ

炭酸飲料が好きだ。

子供のころから好きだった。コーラとかファンタとか。

近所のよろず屋みたいな店には「パレード」というブランドの清涼飲料水も置いてあって、蓋の裏をめくって運が良ければ「10円」とか「50円」などと書いてあって、その金額が店からキャッシュバックされるので、コーラなどのブランドネームよりも人気があった。

 

大人になってからの炭酸飲料の嗜好は、ビール、ハイボールとジン&トニック、スパークリングワイン、ウオッカ&ジンジャーエールなど、アルコールが入っていれば何でも来いである。

であった。

禁酒した最近は、食事しながら炭酸水をやっぱり飲む。

ヨーロッパ人か。

 

しかし、缶入りにせよ瓶入りにせよペットボトル入りにせよ、炭酸飲料を買いに行くのも地味に面倒だし重たい。

今どきはその辺のスーパーでもAmazonでも配達してくれるけれど、割高になる。

何より、空き缶やボトルのゴミの量が嫌だ。

そこで「ソーダストリーム」という自分で炭酸水が作れる機械が気になっている。

sodastream.com

www.sodastream.jp

 

少しコストを考えよう。

上記のサイトによれば、スターターキット、炭酸水製造機、二酸化炭素シリンダー、専用ボトルのセットが、送料込みで$89.99。

一本の二酸化炭素のシリンダーで、60リットルの炭酸水が作れるとあるので、イニシャルコストは、1リットルあたり$1.5(水道水代金は含まず)である。

スーパーで炭酸水を買うと、一番安いスーパーのプライベートブランドのもので、1リットル入り¢70程度だろう。

ペリエや、サンペレグリノなどのブランドネームとなると、1リットル当たり$1を少し超える程度。

さいしょの60リットルは、倍近い割高となる。

毎回スーパーで最安の炭酸水を買う値段の、1リットル当たり¢70まで下げる分岐点は、替えのボンベの2本目、を買った時点で:

{$89.99(最初のセット、二酸化炭素シリンダー1本付き)+$29.98替えボンベ2本 = $119.87 } ÷ 180(リットル)≒ ¢66.6 となり、以降替えの二酸化炭素シリンダーが送料込みで、$14.99 なので、そのあとは限りなく1リットルあたり¢25に近づいていく計算となる。

180リットルの炭酸水って、ドラム缶9分目の量だ。

あいや大量だな、と一瞬思ったけれど、毎夕食事に500mlずつ飲んだとしても、1年で消費してしまう量だ。

何よりも買い物の手間が減るし、空き缶や瓶、ペットボトルを出さないというメリットはある。

 

いま計算してみて、かなり買う気になっている。

 

…そして、ハタと思いつく。

炭酸水って、クエン酸と重曹を混ぜて水に溶かせば出来るんじゃないの?

昔々は、そうやって炭酸水を作っていたはず。

ja.wikipedia.org

炭酸水や炭酸飲料のことを、英語で単に「ソーダ」と呼ぶのも、重曹の「ベーキングソーダ」の名残だとかなんとか。

ああでも「ソーダ」は東海岸の古い言い方かも知れない。

知らんけど。

 

子供のころ、くだんのよろず屋で、10円くらいで売られていた「粉末ジュースの素」などを思い出した。

www.matsuyamaseika.jp

アメリカ人としては「アメリカンコーラ」にグッと来る。

「生いきビール」も良いな。

 

これらの原材料も、クエン酸と重曹の粉末に、酸味料や砂糖、香料と着色料だろう。

 

q-labo.info

「炭酸水の作り方」で、検索すれば出てくるgoogle先生。

 

難しい化学式やモル量はすっとばして、要するに、500mlの冷水に、クエン酸4.31g、重曹(炭酸水素ナトリウム)を5.66gを溶かし込むと、いい塩梅の炭酸水が出来るらしい。

クエン酸(Citric Acid)も重曹(Baking Soda)もウチにある。

重曹は、プールの消毒とか洗濯に最適なんて書いてあるけれど、"pure"って書いてあるので、食用でもモーマンタイ無問題だろう。

 

つごう10gの粉末を、空ペットボトルに入れて、冷やした水をそっと注いで蓋をして、少しまた冷蔵庫で落ち着かせたら、いい塩梅の炭酸水が出来た。

ほほう。

簡単に出来た。

炭酸の強度もバッチリ市販のものと遜色がない。

コストは、5パウンド(2,270g)入りのクエン酸が$14.79、重曹は13.5パウンド(6,129g)入りのものが$6.99なので、クエン酸4.31gあたり¢2.8、重曹5.66gあたり¢0.6と出たので、水道水代金は無視して、炭酸水500mlあたり¢3.4 ≒ 3.06円と出た。

3円。

安さ爆発である。

がしかし。

この炭酸水、5.66gの重曹に含まれているナトリウム量が1.56g、食塩量にして約4g相当になるという。

たった500mlの炭酸水で、WHOのガイドラインであるナトリウム量2g(塩分換算5g)に近い数字を摂取してしまうのは非常によろしくない。

たしかに、市販のただの炭酸水よりも、塩気ではない味が少しある。

酒の割り剤のクラブソーダの味だ。

そうだそうなのだ。

ハイボールを作る時にまたただの炭酸水と、塩分が少し入っているクラブソーダとでは、味が違ってくる。

好みの問題だと思うけど。

しかしナトリウムはよろしくない。

というわけで、ソーダストリームを買うと思う。

買うんじゃないかな。

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