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宇宙日記

宇宙にはぜんぶある。(消防署のほうから来ました。)

翼の折れたオッサン。痛風。適正飲酒量。それから血圧の覚え書き。

いやあのその。

ヲッサンにはもとより翼なんぞ生えてませんので、折れようもないんですけども。

酒が好きなのに酒が飲めないヲッサンは、翼の折れたヲッサンだよなぁ、と。

痛風(の疑いが強い)関節炎を、ひと月のうちに左ひざから右足首に食らい、さすがにしおらしく暮らさざるをえないわけですが。そこはオッサン。酒を止めるなどということはしないんであります。まーだ痛風と確定診断もらってないしね。

や。花火の音がきこえる。

独立記念日だしね。ちなみにアメリカの花火は日本のに比べてショボいので、出かけて鑑賞する価値はあまりないですよ。短期滞在のひとならばまー1回くらいは観に行くのかな。

それはさておき。

いろいろ調べましたよ。

酒アルコールは肝臓で代謝されるときに尿酸を生成するんで、全般によろしくないようです。ビールはプリン体が多いからビール以外の酒ならよろしいとか、そういう話ではなくて、アルコール全般。

けどじゃぁ一滴も飲んじゃいけないのかというとさにあらず。

詳しくは割愛します(検索してみてください)けど、「Jカーブ」などと言われてですね。まったく酒を飲まない人に比べて、「適量」を飲む人のほうが、長生きする、というデータがあるのです。まーこれも詳しく精査すると、先進国の高齢者の循環器疾患に限るらしいとか、いろんな話が出てくるんですが。そんなのを調べているうちに、痛風になってしまった医師の、自分を実験台にした飲酒と尿酸値の研究記録というものが見つかり、これが実に詳細で興味深くそして頷ける内容だったのであります。

詳細はこちら ↓ 

「専門医が痛風になって」

http://www5f.biglobe.ne.jp/~osame/tsuufuu/tsuufuu-shiminn-koukaikouza/tsuufuu-shiminn-koukaikouza.html

本も出てるようです。

www.amazon.co.jp

ご興味のあるかたは、リンク先を読んでいただくとして。

つまるところ、「ある程度ならば」酒は止めずとも飲んでも大丈夫だろうと思い至ったわけです。「ある程度ならば」ね。

おっさん俄然気を取り直しましたよ。酒を止めんでもいいのか、と。

さて「適量」ですけども。

くだんの納医師によれば、「日本酒1.5合(270ml)」との由。

これを純アルコール量に換算すると、日本酒のアルコール度数が15%として、

270ml × 0.15(%)× 0.8(アルコールの比重)= 32.4g

となります。

つーまり32g程度の純アルコールの摂取ならば、尿酸値もさほど上がらないようだと。

ビールだとアルコール度数5%として、

32g ÷(0.8x0.05)  = 800(ml)程度。

ワイン (同12%)ならば、

32g ÷ (0.8x0.12)=  333ml。

ウイスキー(同40%)ならば、

32g ÷ (0.8 X 0.40) = 100ml (ビューティフルな数字だなぁ。)

とまーこんな感じですネ。

 翻って、厚生労働省や酒造会社などが「適正飲酒」を啓蒙するウエブサイトなんかを眺めていくと、押しなべて「純アルコール量換算で20g」が「適正」と書いてあります。ハンコで押したように。

わたくし大学のBehavioral Science いわゆる「行動科学」の「Alcoholism」クラスを取ったことがあり、AA (Alcoholics Anonymous) (いわゆる「断酒会」みたいなもん)のミーティングに参加してみたりしたこともあるんですが、この「純アルコール量20g」というのはどうやらアメリカのデータっぽいです。(詳細は割愛します。)

1日に20g、1週間で200g以上の純アルコールの摂取は健康に悪影響を与え、おおむね1日に50g以上の純アルコール摂取者を「大量飲酒者」と定義、10年以内にアルコールに関係する疾患にかかる可能性が何倍だったか・・・とかいう話。うろ覚え。

ちなみに純アルコール20gだと、

ビールならば500ml、ワインならば208ml、ウイスキーで62.5mlという計算。

(こんなのひと口ふた口で飲み干してしまいそう。)

翻って、己の普段の飲酒はどうだったかと振り返ると、あんまりどれだけ飲んだか気にしてないですよね。けどおおむねワインでボトル3分の2くらい、つまり500ml程度。調子に乗ればもう少しってくらいが平均じゃなかったかな。ビールを小瓶で半分飲んだ後にですね。ということは純アルコール量に換算すると、

500ml x 0.12 x 0.8 = 48g 

ビールも少し飲んでるので、50⁺gの純アルコールをほぼ毎日摂取してた計算になります。はい、大量飲酒者でしたね。休みの日は昼から飲んだりしてたので、1日夜勤で飲まない夜があったにせよ、1週間でおそらく400g前後の純アルコールを摂取してたと思われます。そんなに大量飲酒しているという自覚無いんですけどね。今に至っても。お酒で問題行動を起こしたことは無いし。

しかし。

しかししかし。

あの痛風的な関節痛には懲ります。歩くのもままならないわけですから。けど酒は飲みたい。適量ならば大丈夫なはず。

ということで実験の始まりでした。

厚労省や酒造会社の言う「純アルコール20g」は、あまりにも寂しいので、納医師の「32g」説を採用することにしたわけですよ。

 

ここで秘密兵器登場。

 

 

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いろんな単位での目盛りがついたグラス。アマゾンで9ドルくらいだったかな。

さいきん、といってもここ2週間くらいですが、これにワインを測って飲んでるのであります。おおむね250mlくらい。アルコール度数にもよるけれど、12.5%として、純アルコール量として25g程度になる計算。さいしょにビールを小瓶で半分、180mlほど飲むので、これの純アルコール量が7gとして、合わせてきれいに32gという計算ですよ。

2週間ほど経って気づいたのは、これだけ飲む、と量を決めると、ゆっくり大事に飲むので、飲み終わった後くらいの酔いが、結構ちょうどよい位であるということ。歯磨きをして寝るころには、酔いも醒めかけた感じになり、寝つきに問題なないどころか、翌朝の感覚として、睡眠の質が上がった感があること。何より歳のせいだと思ってた朝のどよーんとしたダルさが、実は酒の飲みすぎだったんだろうなぁ、と気づいたこと。

などなどですね。

あ、おれはもしかして危ういところで踏みとどまったのかもしれないな、と思ってみたり。これで毎年何度か襲われて苦しんでいた腰痛や坐骨神経痛も起こらなかったら、いよいよ酒の飲みすぎだったということが証明されてしまう気がする。

あそれともうひとつ。血圧も。

高血圧の薬を処方されて飲んでるんですが。「オレ的適正飲酒」を開始してから10日目くらいの数字がこれですよ。

 

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極めて優秀な数字。降圧剤を飲んでるとはいえ、ここまでの数字が出たことは無く、せいぜい130/90くらいが常だったので、これには驚きましたね。酒を控えたからとしか思えない。

そんなわけで、「オレ的適正飲酒」暫く続けて経過観察していこうと思います。これで痛風的関節痛の発作が再び出ないかどうかの観察も含めて。