宇宙日記

宇宙にはぜんぶある。(消防署のほうから来ました。)

チコリの花の咲く頃

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キク科の多年草で、原産はヨーロッパから中央アジア。北米に持ち込まれて帰化。道路脇などに生える。(チコリー - Wikipedia

チコリがその青紫の花を咲かせるのが、ちょうど今頃。運転していると、其処かしこの道路わきに、本当によく見かけます。

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運よく信号待ちなどで停まったタイミングで何度も写真を撮るんですが、あまり上手く撮れませんでした。

Wikipediaから引っ張ってきた画像がこちら↓

        https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/bd/CichoriumIntybus-plant-kl.jpg/180px-CichoriumIntybus-plant-kl.jpg

(ファイル:CichoriumIntybus-plant-kl.jpg - Wikipedia)

キク科と言われればそうか、花はタンポポに似てますね。これやこれの変種の若い葉はサラダに、根はコーヒーの風味付けに利用されることもあるようです。あっ、コーヒーは飲んだことありますね。ベトナムうどん屋で出てくる、コンデンスミルクを沈めたグラスと一緒に出てくるアイスコーヒーの元の粉が、チコリ入りだったりします。

こういうの↓

(By Mike Verdone - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン,             https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1277424)

アメリカのベトナムうどん屋だと、ほぼ Café du Mondeのコーヒーを使っているのじゃないかしら。こんなの↓

f:id:dv6:20170629032955p:plainCoffee & Chicory Decaf


shop.cafedumonde.com

むかし、ニューオリンズのCafé du Monde本店で飲んだ気がします。苦みの効いた深煎りのコーヒーに、牛乳をたっぷり入れてカフェ・オ・レにして飲むのが流儀のようで、蒸し暑い土地では苦味というものが、暑気払いに好まれたりするのかなと思ったり。

苦いと言えば、暑い今時分のお酒は、断然ジントニックですよね。かの大英帝国さんが、インド植民地化時代に編み出した暑気払い、マラリア予防(?)の為の「トニックウオーター」という甘苦い炭酸水でジンをで割ったものです。このトニックウオーターに「キニーネ」というアルカロイドですが、ベトナム戦争あたりまで、貴重なマラリアの特効薬でした、これの苦味がまた何ともクセになるし、食も進むので困ったちゃんなのです。しかし日本で売ってるトニックウオーターには、劇薬指定でもないのに、何故かキニーネ入りのものが無いとか。何ででしょうね?アメリカでは普通に売ってます。

と。お酒の話じゃなかったので、それはさておき。

チコリです。

珍しく青い花で、きれいなので、手折ってきて牛乳瓶にでも活けて愛でたいところなんですが、(実際やったことあります)ですが、哀れ1日やそこらで萎んでしまうんですね。なので荒地の道路わきに咲いているのを、そのまま鑑賞するのがいちばんです。

で、青い花。

青い花といえば、草野心平の「青イ花」。

オ母サン。

ボク。

カヘリマセン。

オ母サン。

サヨナラ。

大キナ青イ花モエテマス。

…全文はネットで検索すると簡単に出てきますが、著作権がちょっと分からず、「青空文庫」では見つからなかったので、全文転載は止しておきます。

草野心平の「青イ花」という詩(部分)なんですが、たしかこれ、中学の国語の教科書に載ってたのを読んだのが最初だったと思います。蛙が蛇に食べられる最期の瞬間の蛙の視点というか気持ちなんでしょうけれど、強烈な印象がありますね。のどかに水草の陰から飛んだ蛙が、蛇の光る目を認めて戦慄が走る鋭い光景の描写のように理解したのを覚えています。「大キナ青イ花」とは何のことなんでしょうかね。蛙が事切れる、忌の際の心象風景でしょうかね。まー解釈はいろいろあってよいと思います。

とまれ。夏の今時分になると、

オ母サン。

ボク。

カヘリマセン。

と、チコリの花見て思ったりするのです。