断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

新型コロナ検査に行く(2度目)

新型コロナ検査は5ヶ月ぶり2度目だ。

前回は6月、癌の手術前に医者からオーダーがあって行ってきた。近所の病院の駐車場に作られた、ハリボテのようなドライブスルーのテントに立ち寄って、無愛想な兄さんに綿棒で容赦なく鼻の奥をグリグリされた。結果は1日ほどでメールが来て陰性。

今回は、家人が熱を出して寝込み、職場の内規に従って報告したところ即日自宅待機命令が出て、PCR検査を受けてこいとのお達しがあったので行ってきた。危機管理上真っ当な判断だと思う。仕事を代わってもらう職場の人々には申し訳ないけれど。

最近は全米で新型コロナの感染の拡大が止まらないので、家の近くの病院や薬局のドライブスルーは12月の初旬まで予約が一杯で、やっと見つけたドライブスルーの検査サイトは39マイルおおよそ62キロ先。殺風景なハイウェイを1時間の運転で辿り着く彼方だ。

キッチリ賞。もといキッチリ症なので10分前にドライブスルーに着くと、車が連なっており5、6台待ち。ジリジリと進んで自分の番になると、名前やらIDやら保険のカードを確認されて、袋に入った検査キットを貰う。持ち手の長めの綿棒で、言われるがままに左右の鼻の奥をグリグリとそれぞれ15秒づつ拭って、試薬の入った試験管のようなチューブに入れてフタを締め、袋に入れて封をして窓口の隣のポストに入れて完了。

結果はメールとテキストが来るという。検査数の増大で、3、4日待ちだとか。

帰りのハイウェイは、Thanksgivingに向けて家族のもとに出掛ける人が出て来たのか、久しぶりに軽い渋滞に巻き込まれて帰宅。半日仕事じゃないかとグッタリ疲れる。いや確か、感染流行している州境を越えるのはいま禁止されてるはずだった気がするけどな。取り締まりなどはしていないようだけれど。知らんけど。

明日は熱を出した家人本人をPCR検査に連れていく。医者を通して予約を取ったからか、それほど遠く無い病院でやって貰えるのが助かる。そりゃそうか。

印象として、私も家人も新型コロナでは無いと思うのだけれど、では私のここ最近の倦怠感の原因は何だろうか?と思う。インフルエンザか癌治療の後遺症か、それとも何だろう。悪いことは考えないようにしよう。

 

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