掘った芋イジったナ
春の終わりに植えた芋がそろそろかな?と思って掘ってみた。
ひと夏放置していたら、わりと勢いよく繁っていた。
がしかし、繁っているのは蔓と葉ばかりだなと言うのが薄々わかる。
種芋の下に小さなのがようやくひとつ見つかった。
ミミズさんコンニチワ。
小さい。
葉や蔓だけはモリモリと繁って、肝心の芋が大きくならない事は、素人が育てる芋にはよくある事で「つるボケ」と言うらしい。原因は、水はけの悪い土や、肥料のやりすぎ、特に窒素分の多い土なのだとか。肥料は一切施していなかったけれど、数年前まで茄子やキュウリなど色々植えてあった場所だから、芋には過剰な肥料が残っていたのかも知れない。そして何より水はけが悪かったところを耕さずに、畝も立てていなかった。もう失敗することが半ば分かっていたようなものだった。
けれども。
春の手術前には、下手したら自分は生きて帰ってこないかもな、と3%くらいは思っていたので、空振りにせよ今日こうして元気で芋が掘れたのは嬉しい。
来年はこれを種イモとして再度挑戦するかな。と思ったら、春まで頑張ろうと思えるし、春に植え付けをすれば、秋まで楽しみがある。そうやって人は希望を食べて生きていくのだ。知らんけど。