断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

掘った芋イジったナ

春の終わりに植えた芋がそろそろかな?と思って掘ってみた。

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ひと夏放置していたら、わりと勢いよく繁っていた。

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がしかし、繁っているのは蔓と葉ばかりだなと言うのが薄々わかる。

 

種芋の下に小さなのがようやくひとつ見つかった。

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ミミズさんコンニチワ。

 

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小さい。

葉や蔓だけはモリモリと繁って、肝心の芋が大きくならない事は、素人が育てる芋にはよくある事で「つるボケ」と言うらしい。原因は、水はけの悪い土や、肥料のやりすぎ、特に窒素分の多い土なのだとか。肥料は一切施していなかったけれど、数年前まで茄子やキュウリなど色々植えてあった場所だから、芋には過剰な肥料が残っていたのかも知れない。そして何より水はけが悪かったところを耕さずに、畝も立てていなかった。もう失敗することが半ば分かっていたようなものだった。

けれども。

春の手術前には、下手したら自分は生きて帰ってこないかもな、と3%くらいは思っていたので、空振りにせよ今日こうして元気で芋が掘れたのは嬉しい。

来年はこれを種イモとして再度挑戦するかな。と思ったら、春まで頑張ろうと思えるし、春に植え付けをすれば、秋まで楽しみがある。そうやって人は希望を食べて生きていくのだ。知らんけど。