断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

食道癌手術入院費代金1,223万9,329円

術後27日目、自宅療養14日目。

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$114,385.84。11万4千3百85ドル84セント。日本円で1,223万9,329円ほどだ。($1≒107円)

ウエルカム トゥ アメリカ。

請求書ではない。病院側が、手術入院にこれだけの費用がかかった、と保険会社に請求する明細が届いた。アメリカの医療費は保険点数などは無く、全て医者病院の「言い値」なので、とんでもない値段になりがちだ。例えば、今回入院したのは14日間だけれど、セミプライベートの病室代金が、$38,515.78、412万1188円、1日あたり29万4千3百70円である。何処のホテルのスイートルームだ?という話しだけれど、24時間完全看護(日本だってそうだ)にしても凄い値段だ。これは今回の「手術と入院」だけの費用で、この他にも抗癌剤&放射線治療も受けているし、PET/CTスキャンやUltrasoundでの検査も受けている。医者との面談も一回ごとに料金が発生するし。全部の「言い値」を合算したら、少なく見積もっても1,500万円は超えるのではないだろうか。

さて、これが保険会社に請求が行って、最終的にナンボ私のところに請求が来るのか見ものだ。な〜に、払えなかったら自己破産すればよいだけの話しだ。アッケラカーのカー(©️故・渡辺美智雄)である。

おっと今日は七夕だった。星に願いをかけておかなければ。

癌の寛解、無病息災、家内安全、交通安全。人々が心穏やかに暮らせる、諍いや災害や飢えの無い世の中になりますように。

どうか宜しくお願いします。