夏時間 / 筋肉痛
夏時間
日が長くなってきた。
17時半に仕事を終えて、18時過ぎに家に帰り着いても、まだ少し明るい。
日があるうちに帰宅できるのは気分がよい。
考えてみれば、冬至から2ヶ月経ってるわけで、いまどきは10月の下旬と同じの日の長さのはずだ。
国立天文台によれば、『昼や夜の長さは、夏至を境に対照的に変化する』とあるので、たぶん合ってる。
当地はあと3週間弱で、Daylight Saving いわゆる「サマータイム」が始まるので、夕刻の明るさは、時計を1時間進めるぶん長くなる。
よる7時に、夕方6時の明るさがあるわけだ。
明るいうちに仕事から帰ると、気分が良い。
やってやったぞ。してやったり。という気になる。
まだ明るいから、これから遊びに出かけてもよいのだ、という気になる。
まぁ出かけないんだけど。
この「サマータイム」はしかし、人間の生体のリズムを狂わせて、健康への害が大きい、という指摘と論文があり、導入されているアメリカ(一部の州を除く)やEUでも、廃止論がある。
日本でも少し前に、導入するのしないのってニュースがあった気がする。
東京オリンピックの暑さ対策とか、省エネ対策とか、そんな話だったとおもう。
肯定派としては、夜でも明るくて浮かれるバカ(わたくしのことだけど)が、より活動的になって消費をして、経済が活性化するとか。エネルギーの節約になるとか。
経営者目線だと、もうちょっと長く働かせられようもん?とか。その辺だろうか。
否定派は前述のとおり、健康の影響だとか、時刻表や営業時間だとか、時間の変更による社会の混乱への懸念があげられるだろうか。
うっかりしている人が多い(個人の印象です)アメリカでさえ、大きな問題もなく運用されているのだから、きっちりしている人が多い(個人の印象です)日本で導入されても、社会の混乱というのは考えにくいように思う。
他方、健康への影響は大きいだろうとも思う。
家人はいつも「本当はいま○時なのに」と、体内時計と実際に運用されている時間の差に苦情を申し立てる。
体内時計がきっちりしている人は、1時間の時計の前後でも調子が狂うものらしい。
他方私は何ともないたちだ。
若い頃から夜中のアルバイト朝早い仕事、時間に不規則な仕事をずっとしてきたせいか、寝起きの時間を調整するのに苦労したことがない。
時差ボケもあまり感じたことがない。
いつでも何処でも直ぐ寝て直ぐ起きる器用な人だと家人はいう。
さてしかし、さいきん酒を止めてわりと長く深く眠るようになったので、これは何かしらの違いというか、寝起き時間の調整の必要が出たときに、これまでのように易く順応できるのかどうか、自分でもわからない。
しかし日本は、夏時間を導入しなくても、欧米に比べて、日の出も入りも早い。
去年の10月の下旬に、札幌に旅行したときには、午後3時半で、なんだかもう日が傾いてるな?午後4時半くらい?という体感だった。
札幌は、日本標準時の設定されている明石よりも、ずいぶんと東にあるからとはいえ、だ。
上の記事をみると、東京での真夏(8月10日)の日の出は朝5時前だ。
札幌に至っては4時半過ぎ。
根室や釧路あたりでは、もっと早いわけだ。
これを「サマータイム」で1時間、時計を進めると、東京では朝6時前に日の出を迎えることになって、日没も夜7時半くらいと、塩梅が良さそうな気がする。
というわけで、日本こそ夏時間を導入するべきだと思う。
朝はまだ日が出たばかりで、日が高くなる前に行動を起こせて、気持ち涼しいかもだし、夜は日があるうちに帰って、やってやったぞ、という気になれる。 知らんけど。
筋肉痛
きのう泳いでいたら、太ももの裏側(ハムストリング)が張って、軽い筋肉痛っぽかった。ここは「つる」と、かなり痛いし、ふくらはぎと比べて伸ばしにくいところなので、治しにくくて厄介なところだ。
水をかく腕も少し重い。
筋肉痛になるほどの運動をした覚えは …あった。
前日、掃除機をガーガーとかけたのだった。
年末の掃除いらい、2か月半ぶりに。
掃除機をかけた程度で筋肉痛になるのか。
それと、その筋肉痛が1日遅れでやってくるのか。
それらは両方とも老化じゃないか。
という事実はまぁ、受け入れる。
泳いだり歩いたりして、少しは運動しているつもりでも、掃除機をガーガーとかけるのは、使う筋肉と負荷が違うのだろう。
そして、たまにしか掃除機をかけないからだ。
ペットや子供が居るわけでない初老の2人暮らしで、そうそう部屋が汚れるわけがない。(個人の感想です。)
掃除などしなくても死なない。(個人の感想です。)
というわけで、ウチはそんなに掃除機をかけない。
せいぜい2,3か月に一度だ。
面倒だし。
だから筋肉痛になったんだろう。
そうか。
プールが閉まってて行けないときや、歩きに出られない日に掃除機をガーガーとかければ、いい運動になるのではないか。
それだ。
筋肉痛なんて、ヤングだった頃は、慣れない運動やアルバイトで肉体労働をしたときに何度もなったわけだけれど、ヤング筋肉痛の素敵なところは、それほど身体を動かしたあとの果てしない空腹と、メシが異様に美味いことだ。
ここは敢えて「メシ」と言わせて貰いたい。
「食事」などという上品な喫食スタイルではないのだ。肉体労働の後は。
ラーメンとカツ丼を「掻っ込む」のだ。(個人のスタイルです。)
悔しいのは。
歳をとって、もはや腹が果てしなく空く前に、筋肉痛になって戦意を喪失してしまうことだ。
「メシ」と言えるほどは最早食べられないのだ。知らんけど。
メシが美味いのなら毎日でも掃除機をかけてもいい。かというとそうでもないしなぁ。
悔しいけども。