Happy Valentine's Day / Neoadjuvant therapy - 断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

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Happy Valentine's Day

と書いたけど関係なくて、家人が誕生日に食べたいと所望したのでケーキを作った。

作りがいろいろ雑だけど、もはやプロではないので許してもらいたい。

しかしケーキを1つだけ作る、というのは効率が悪いし無駄も多いなとおもう。

少しだけ残ったチョコレートガナッシュだとか、日々たくさん菓子を作るキッチンならば、何とでも使い回しが効くのに、と思ってしまう。

お金を取る仕事。

菓子は、趣味の領域で作られる場合が多いから --- 毎日の料理と違って、プロじゃなくてもコストと手間をかけがちだ。

こんど作るチャンスがあれば、迷惑をかけっぱなしの職場に持っていこう。知らんけど。

むかし働いていたBakeryで、よく手伝ってくれてた香港出身の女性 ---当時は高校生から大学生で、今は結婚して一児の母親 ---が、Instagramから私を見つけ、病気を知って心配してくれた。

何かできることがあったら言ってほしいと書いてくれた。優しいな。ありがたい。多謝。

私は今のところ大丈夫。治療もまだ何も始まっていない。

というのは、「術前補助療法」と言われるもので、外科切除手術の前に受ける、放射線及び化学治療のことだ。

先日面談した外科医から、手術前のこれを勧められ、説明に納得したので、また腫瘍内科医のところに差し戻されて、こんどは放射線及び化学療法の施設と医師を紹介して貰わなければならない。

三歩進んで二歩下がる、だ。

人生はワンツーパンチ。ってコンビネーションのパンチだから、三歩進んで二歩下がる。ってのはおかしくないか？星野哲郎。知らんけど。

しかし「兄弟船」(鳥羽一郎)は、いい曲だ。

それはさておき。

今日は奇跡的にその腫瘍内科医のオフィスと連絡がついて、来週のアポが取れた。

3月になるかならないかあたりで、いよいよ治療の第一歩、放射線と抗癌剤が始まるかもしれない。

何を期待して何を用意するべきか、少し調べないといけない。