断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

ガーリック炒飯

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Youtubeで見かけて美味そうだったので、真似して作ってみる。

豚バラ肉に、ニンニクを雑に刻んだもの、これに醤油と胡麻油と味の素を適当に混ぜて、あとは普通の炒飯の要領で炒めるだけ。使ったご飯は炊いた玄米の残り。炒めてる途中で、紹興酒を少し振りかける。ネギの刻んだのを彩りに。

 

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ニンニクが効いて、ガツンと美味い。後で出掛ける予定だったので、ビールが飲めなかったのが残念。思ったほどニンニクニンニクしていない。多めの2人前見当、ご飯480g炒飯に対してニンニクは4、5かけだったと思う。一房使っても良かったかも知れない。 

こうしてレパートリーひとつ増えた事は嬉しくもあるけれど、糖質制限を考えると、炒飯はあまり食べないだろうなぁとも思ったり。

どこかで美味そうなレシピを見つけて、作ってみてああ美味いよね。てのはなんだか、ガイドブックやネットでヒットした旅行記なんかを見て、あー面白そうだなって旅行に行って、あー面白かったな。って、確認する作業と何処か似ている。料理も旅行も最悪間違えば死ぬこともあるけれどもね。まーたいてい安全運転。あれ作ってみて食べた。あそこ行ってみた。って、自分または他人様に言いたいだけなんちゃうん?みたいな。食欲よりも好奇心よりも承認欲求多め、みたいな。

20代からあちこち旅行してきて、もう50歳。親父も死に、人生折り返しどころかカウントダウンに入っていて、元気で自由に動ける時間も、限られてると思うわけですよ。限られてます。間違いなく。

でまー同じくあちこち旅して、「やりたいと思うことは全部やった!」と言い切る家人と時々話すんですけどね。(ガーリック炒飯は、割とウケが良かったです)

もう人生好きに動ける時間も限られてるんだから、(実際去年などは、親父のアレコレで、日本を2往復、全然自分の好きに動けてないわけです。) 優先順位をつけて、行きたいところ、やりたい事をやって行くべし。って話になるんですよね。

で話はグルっと戻る。ガーリック炒飯。

あーそーねー行きたいところといえば、グランドキャニオンも見てみたいし、オーロラてのもどんなんだか見てみたい。アイスランドで温泉に浸かって鯨をツマミに酒飲みたい。やっぱり絶海の孤島の小笠原諸島にドンブラコ船旅して、ネットと関係ない生活を1週間でくらいしてみる。パラオでカツ丼が食えるらしい。

エトセトラ。エトセトラ。

それ、誰かがやったことをあぁそうか、そうでした。って、確認する作業でしか無いんじゃないか?と。ガーリック炒飯美味そう→作りました食いました美味かったよね。みたいな。

ま。

旅には技術もあり、物の見方や受け取り方はまた個人の感受性や経験による所も大きいとは思います。炒飯だって、油のよくなじんだ中華鍋を持ってるのと持ってないのとでは、戦い方が違いますからね。

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さて今年は何処かに行けるのかな。