断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

ポルトガル旅行 まとめ(おもにスマホ礼賛)

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ポルトガル名物、イワシの塩焼き。

サルディーニャ アサドゥス。美味いですよ。これだけで、ビールもワインもガブガブいけちゃいます。付け合わせは、お店によってでしょうけど、この写真のジャガイモも地味に美味いです。白ワインビネガーをダブダブ振りかけて、ムシャムシャ食べると良いです。ポルトガル万歳。

 

このブログは、おもに自分の記録用なのですが、旅の情報を探してたどり着くかたもいると思います。せっかくなので、少しだけ役に立つかもしれない情報を書いておきます。

 

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日本からポルトガル(リスボン)への直行便は無いようですが、米国東海岸からはあります。およそ7時間で着きます。米国夏時間との時差は、ポルトガルが5時間進んでいます。

つまり、米国東海岸時間の夜10時の直行便に乗ると、リスボンに(現地時間の)翌日の午前10時に着く計算になります。良い塩梅ですね。まー米国東海岸からの欧州便は、そういうの多いんですが。

 

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(インド航路開拓に成功して、王様に褒められるバスコダガマの図)

 

で、旅行の情報ですが、これはポルトガルに限ったことではありませんが、「地●の歩き方」や、「る●ぶ」など、バイブルのような情報本もあり、とても参考になりますが、いかんせん紙の出版物は、情報のアップデートが遅いです。大いに参考にはなりますが、情報が古いかもしれないということを織り込んでおいたほうがいいです。

 

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では、最新の情報をどう取るか、ということですが、これを文明の利器に頼らない手はありません。スマホですよ。タブレット端末でもよいです。simフリーであれば。

リスボンの空港では、15日間有効、国内通話500分、データ通信5GBのvodafoneのプリペイドsimカードが€20で売ってます(2017年9月)。

スマフォさえあれば、これで最新情報を検索出来ますし、googleマップも使えるので、市内の入り組んだ路地も迷うことがありません。TripAdvisor なんかのアプリでも入れておけば、近くのレストランの検索から予約、博物館の開館時間まで、サクサク調べることが出来てしまいます。これで本当に助かりました。重たいガイドブックを持ち歩かなくていいし。

注意点としては2点あります。私のスマホは米国仕様のsim lock free iPhone 6sなのですが、simカードを入れ替えたあと、1度ネットワークの設定をリセットして新しいプロファイルをダウンロードしなければ使えないということです。これはアメリカから日本へ一時帰国した時にも経験したのですが、成田空港でプリペイドのsimカードを購入した時にもこの作業が(新しいプロファイルをダウンロードするためにwi-fi環境が)必要だったのに、暫く気付かず、wi-fi境下意外では2、3日電話が使えず困ったものでした。

2点目は、電源プラグとバッテリーです。ポルトガルのコンセント(アウトレット)のプラグの形状はCタイプと呼ばれる、西ヨーロッパでは一般的な2ピンタイプのもので、日本またはアメリカ仕様のものとは合いません。変換プラグをお忘れなきよう。電圧は220Vですが、アップルの純正充電プラグは240Vまで可と書いてあるので、変圧の必要はありません。それから地図などを常に使っていると、思いのほかバッテリーを食ってしまうので、予備バッテリーは念のため持っておいたほうがいいと思います。どこでも充電できるとは限りませんので。(空港やレストランなどでは、考えることは皆同じで、充電できるアウトレットのある場所は、大概ひとがいっぱいです。)

 

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(ポルトガルビール会社の第二勢力、Super Bock。淡麗でうまいです。)

 

スマホの便利さの極みはUberです。リスボン市内ではUberが使えるので、ボッタクリの心配が無く気軽にあちこち行けます。2人以上で動くなら、地下鉄やバスでは少し不便な場所へもリーズナブルに移動できます。滞在中に何度も利用しましたが、昼間でも少し遅い夜でもすぐ来てくれて、運転手は親切で、チップも不要(あげたければあげても良い)です。日本では規制が厳しくて?Uberのサーヴィスが無いみたいですが、これからオリンピックも開催する、観光に力を入れている国としては如何なものかと思うんですよねクールジャパン。利用者の立場になって考えれば、呼べば直ぐに迎えに来てくれて、言葉の心配が不要で、事前に料金が分かるタクシー(的な)サーヴィスって、とてもとても有り難いと思うんですけどねぇ。

 

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更に更に、「google翻訳」のアプリでポルトガル語のファイルを入れておけば、言葉の心配もまずありません。ポルトガルは観光立国なので、ほとんどの人は英語を喋りますし、レストランでもまず英語のメニューは置いてあるので、そこまでポルトガル語→日本語訳が要るとは思えませんが、現地語でコミュニケーションを試みるというのは、正しいリスペクトだと思うし、何より通じると楽しいですよね。ましてポルトガル語は、例外はあるものの、カタカナ読みで発音はオッケーなので、驚くほど通じてしまいます。これ本当。

 

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あとは〜…カードが使えない店も時々あるので、キャッシュは少し余裕を持っていたほうがいいと思います。数ドルの買い物でもカードを使いがちなアメリカの生活に慣れていると、え?カード使えないの?と青くなったことが何度かありました。

 

ご参考になれば幸いです。