断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

南部訛り

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車のメンテナンスに来た。

フロント兼チーフメカニックみたいなオッちゃんが、キツい南部訛り早口で喋るので、さっぱり分からなかった。と言うか、何度も聞き返した。車のメンテというコンテクストから、拾える言葉でなんとか理解できたけど、わし的には南部訛りネイティブ米語が世界で1番難解な英語だと思う。まー自分が聴き慣れてないから当たり前なんだけど。「ネイティヴ」の英語ってのはこういうことなんすよ。って、駅前で白人相手に談笑されてる人々に教えてあげたいわけでは無いけど。あとアイリッシュのもキツかったな。あれも自分が旅行者だというコンテクストだから、あれくれとか今晩部屋空いてるかとか、なんとかなったみたいなもんで。いやまー昔のことだったからあれは、自分が英語出来てなかったのもある。それとオージーも手強いときくが、未体験。

ああそうか。つーまりアレだ。「学習」した言葉かどうかの違いだ。日本語でも、死んだ婆さん(たぶん尋常小学校もろくにいってない)の言葉は訛りを差し引いても独特だった。わし周りの沖縄の人々は、沖縄人どうしではウチナーグチで話すけど、他者とは「学習」した日本語で話すわけですよ。そう考えること、くだんの南部訛りのオッちゃんは、それが出来ないか、明らかに外人のアクセントで、南部訛りの米語など喋れないアジア人種のワシへのカジュアルな嫌がらせかどっちかだろうな。いやこれは後者のような気がしてきたな。なんか段々と腹が立ってきたな。