宇宙日記

宇宙にはぜんぶある。(消防署のほうから来ました。)

北米でアマゾン Kindleを使って日本の本を読む。

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8月28日追記

日本のアマゾンから6冊目を買おうとしたところ「国外に居ますか?」という鋭いツッコミが入り、買えなくなりました。誰が得するのか知らんけど、規制されてるという事ですね。

これも調べると、幾通りかの解決方法があるようでうですが、面倒なのでまだ試してませんが、参考までに3つほど。

1.日本のクレジットカードで決済してみる。未確認ですが、これで解決したという譲歩をネットで見ました。ちなみに日本のアマゾンギフトカードでの購入は出来なかったので、日本のクレジットカードでもどうかなー?

2.VPN (Virtural Private Network) を使う。詳しくはネットで検索してください。私見では、これが一番使えそう。けど有料のところが多く、無料のところは何かあやしい。

3.アマゾン以外で電子書籍を買う。これ意外と盲点でした。点数はぐっと限られるし、リーダーも使いにくかったりしますが、わたくしがさいきん使っているeBookJapan (http://www.ebookjapan.jp/ebj/) というサイトでは、「青空文庫」の本も、(当然ですが)無料ダウンロード出来て、感動的でした。さいきんは「青空文庫」の本、宮沢賢治や夏目漱石なんかをダウンロードして、手持ちのIPhoneで、寝っ転がりながら読んでます。当面の読書欲はこれで満たされているので、しばらくはアマゾンには近寄らないかもね。

8月28日追記分おわり

 

 

長いあいだ、8年くらい、大学の教科書と授業に関係する本や記事以外に、自分の趣味や興味での読書が出来なかった。雑誌や新聞はときどき読んだけれども、1冊の本を読む事が出来なかった。授業の為に読まなければならない本や記事で、もう「読む」という行為に疲れてしまってたという事情もあるけれど、本といえば、大意を早く把握するための飛ばし読みや速読するというクセが身についてしまい、なんというか読書の楽しみかたみたいなのを、すっかり忘れてしまったような感じだった。

さいきん、ようやく楽しみで読書をする気になり、いつか読もうと積んでおいた本を、1冊、2冊と読むようになった。

1冊読んで、そこからまた興味が沸いて、新たな本を読む、というのが自由な読書の醍醐味で、このモードに入ると、読書欲が加速していく。同時進行で何冊かの本を読むようになる。

ところがここは日本ではないので、これはと思う本を手に入れるのは、手間と時間がかかる。日本にオーダーするか、紀伊国屋などの取次にオーダーするか、何れにしても時間とお金がかかる話だったのだ・・・最近までは。

ところがアマゾンKindleである。

これをパソコンなりスマホなりにダウンロードして、日本の住所で作ったアマゾンのアカウントにリンクさせれば、電子書籍のダウンロード購入が可能なのであった。えらい簡単だった。

デメリットとしては、アメリカのアマゾンのアカウントと共存しないらしく、日本のアマゾンのアカウントとリンクさせたKindleがインストールされている端末ではアメリカのアマゾンで電子書籍が買えなくなるようだけれど、どうしてもアメリカのアマゾンでダウンロードしたければ、これは安価なアマゾンKindle Fireや、タブレット端末をアメリカのアマゾンKindle専用にして使い分ければ良いのである。

(これが違法なのかどうかは分かりませんが、試す人は自己責任でやってください。)

電子化されているという前提だけれども、日本の読みたい本が瞬時に手に入るなんて、夢のような話で、コーフンして我を失い、気になってた本を3,4冊一気にダウンロードしてしまった。

しかし、紙ベースの本で育って生きてきたおっさんである。こちらの大学のテキストなども、紙ベースから電子媒体に移行する過渡期で、選択肢があれば紙ベースのものを選んでいたけれど、電子媒体のほうが大概安く(教科書1冊、紙ベース$150、電子媒体$90と言われれば、電子媒体を選ぶわけで)無理やり慣れてきたという感はある。

で、文字のはいいけど、写真や絵が多い本や漫画はどうにも読みにくい。これはスマホの画面では言わずもがな、パソコンの画面でも拡大したり縮小したり、スクロールしながらではとても読みづらい。自分の読み方、というか、絵や写真は、大きさやコマ割りがあるし、読む場合も常に1枚の写真やコマを視界に入れて読む場合だけではないからだと思う。漫画の場合はそれが特に顕著で、紙ベースの本ならば、見開き2ページ分を、ざっと見渡したり、戻ってみたりという作業が、パソコンやスマホでは面倒で仕方ない。そう感じる人は多いんじゃないだろうか。

たしかtwitterで見かけた話だったと思うのだけど、相原コージとの共著「さるまん」の著者で編集者の熊竹健太郎という人が、この問題を指摘していて、電子媒体用に、漫画は変化していかざるを得ないだろう、という事を述べている。個人的には、一部はそうなっていくだろうけれど、一部は紙ベースの物として残っていくような気もする。