断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

ごはんは偉大ナリ

ごはんを佃煮にして白米のおかずにしたことがある、という知人の話は聞いたことがある。

味を想像するに、あぁわりといけるんじゃないかと思う。

醤油チャーハンをおかずに白米を食べる、という漫画もあった。--- 喜国雅彦の「傷だらけの天使たち」だったか。

東海林さだおは、ソースかけライスをおかずに、ごはんを食べるという話を描いたという話も聞く(未確認)。

ごはんは、おかずになるのである。

 

さて。

旅行のため、3週間ほど家を空けることになった。

冷蔵庫の中身は片付けていかなければならないので、あまりおかずや惣菜を作って余らすわけにはいかない。さりとて片付けすぎて、旅に出る前の食事が貧相になるのも困る。わりと調整が難しいのだ。

うどんを食べたあとの出汁が残っていたので、これをどうしたものか思案。

味を調整してカツ丼や親子丼、炊き込みご飯や茶碗蒸しにする、というのは筋が良い。

カレーうどんもいい。・・・しかしながら今次はどれもこれらの材料に欠けているので、残り物のごはんで「おじや」と相成った。スナック菓子の「いか天」や残り物の「鮭フレーク」も適宜投入。

 

うまい。うまかった。

立派な酒のつまみになった。

ごはんは偉大なり。

炭水化物がっちりで酒のツマミ?という向きもいらっしゃいましょうが、事情が事情なので、良しとしましょうよ。