ごはんは偉大ナリ
ごはんを佃煮にして白米のおかずにしたことがある、という知人の話は聞いたことがある。
味を想像するに、あぁわりといけるんじゃないかと思う。
醤油チャーハンをおかずに白米を食べる、という漫画もあった。--- 喜国雅彦の「傷だらけの天使たち」だったか。
東海林さだおは、ソースかけライスをおかずに、ごはんを食べるという話を描いたという話も聞く(未確認)。
ごはんは、おかずになるのである。
さて。
旅行のため、3週間ほど家を空けることになった。
冷蔵庫の中身は片付けていかなければならないので、あまりおかずや惣菜を作って余らすわけにはいかない。さりとて片付けすぎて、旅に出る前の食事が貧相になるのも困る。わりと調整が難しいのだ。
うどんを食べたあとの出汁が残っていたので、これをどうしたものか思案。
味を調整してカツ丼や親子丼、炊き込みご飯や茶碗蒸しにする、というのは筋が良い。
カレーうどんもいい。・・・しかしながら今次はどれもこれらの材料に欠けているので、残り物のごはんで「おじや」と相成った。スナック菓子の「いか天」や残り物の「鮭フレーク」も適宜投入。
うまい。うまかった。
立派な酒のつまみになった。
ごはんは偉大なり。
炭水化物がっちりで酒のツマミ?という向きもいらっしゃいましょうが、事情が事情なので、良しとしましょうよ。