断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

ポルトガル旅行 ロカ岬 シントラ カスケイス

Aqui Onde A Terra Acaba E O Mar Começa.

(此処に地終わり海始まる。)

と十字架の石碑の土台に刻んであります。

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ユーラシア大陸の最西端の「ロカ岬」に遂に来ました。

せっかくリスボンまで旅行に来たので、ユーラシア大陸の最西端であるところのロカ岬は観てみたいなと思っておりました。バスコダガマがインド航路を開拓云々…は、改めて調べると面白いのですがそれはさておき。

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ロカ岬は、リスボンからそれほど遠くないようで、路線バスも出ているし、レンタカーでも行けるようです。街中の渋滞に多少はまったとしても、片道2時間くらいで行けるんじゃないでしょうか。リスボンとの往復ならば、風光明媚な海岸線を、カスケイスの街を覗きながら行くのも味わい深いと思います。

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が、路線バスは本数も限られている上に、運行時間の制約もあるし、ロカ岬でビールを飲みたいのでレンタカーはNGという人(私のことですが)は、現地ツアーに申し込んで連れて行ってもらうのが簡単です。

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リスボンからロカ岬だけ行って来るというツアーは、たぶん無くて、リスボンから世界遺産であるシントラに行って、ペーナ宮殿を見学してから、ロカ岬→カスケイス→リスボンという日帰りツアーというのが一般的で、私もこれを利用しました。ひとり€75で、宮殿の入場料込みでした。昼食は、ツアーによるのでしょうが、シントラか郊外のレストランで各自(ツアー代金には含まれず)とるか、ガイドにお任せすると、(たぶん)ズブズブに懇ろな、もといお知り合いのレストランに御案内されて、まーそれなりの(ポルトガルなので、料理は美味しいですよ)食事、肉か魚介料理を選ばされて、けど赤白ワイン飲み放題🍷、追加でビールも頼んだけど追加料金無しで€20ポッキリ、という食事が体験出来ます。他のツアー客と楽しく御歓談するのも一興。

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今回利用したのは、VELTRAという日本の旅行手配をしてくれるウエブサイトでした。悪くないと思います。

定員8人の少人数のツアーだったのが良く、時間に遅れたりする人も居なければ、音楽や電話がうるさいひと(アメリカにはいがち)も居なくて、少人数のグループなので直ぐにボツボツ話すようになって、なかなか面白かったですね。フランス人のオババ2名、ポーランド人の老カップル2名、カナダはケベック州から来たという女性1名、そして日本人2名という構成でした。フランスのオババチームだけが英語を理解しなかったので、運転手カイドのお兄さんは、フランス語と英語で案内してくれました。そのほか客同士の会話はカナダ人女性が英仏語の通訳をしてくれて、とても面白かったです。フランス人オババチームのワインや食事へのこだわりは、えらい面白かった。そしてみんな昼間からワインをガブガブ飲む飲む。

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