断・胃食道亭日乗。旧「宇宙日記。宇宙にはぜんぶある。」

(消防署のほうから来ました。) 食道胃接合部癌→術後肝転移(Stage IV)のヲッさんの暮らし。

アメリカでインプラント(覚え書きその4・まとめ)

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せんじつ、新しいクラウンを取り付けて治療が終わりました。クラウンそのものは保険が60%程度カヴァーして、500ドル弱なので、無保険だとクラウンだけで1100ドル程度という計算になりますね。

抜歯からまる9か月かかりました。

これまでの流れをおさらい。

抜歯をしたのが2016年の6月初旬。

 

dv6.hatenablog.com

 抜いたそのあとにインプラントを埋め込もうとするも、医師の判断で中止。骨と歯茎が十分に癒される4か月後に来いと言われる。

 

4か月後の10月に行くと、抜歯のあとも癒えてすっかり平らになった歯茎部分を切開して、ネジ(インプラント)をドリルで骨に埋め込む手術。

また4か月後に来いというので行くと、がっちりと骨に固定されたボルト上部に、アパットメントと呼ばれる義歯の土台となるものをねじこむ。これが最初の写真。

ここまでがインプラント歯科医の仕事。お代は保険が60%くらいカヴァーして、総額1200ドル程度。

さーあとは一般に行って、クラウン(義歯)を入れてオッケーだといわれる。早速いつも通ってる歯科医に予約を取り、型を取ってセラミック製のクラウンを入れてもらって、治療終了。クラウンはこれも保険のカヴァー率60%くらいで、500ドルくらい。総額2200ドルくらいでした。無保険だと3600ドルくらいになる計算ですね。

治療期間は、順調に来て、まる9か月。これが顎の骨が薄く(とくに上顎)て骨の形成が必要な場合だったり、感染症にかかったりすると、軽く1年以上はかかってしまいますね。私の同僚で、上顎の歯のインプラント治療中の人がいるんですが、彼がこの骨形成と、途中感染症にかかってしまったコンボで、もうかれこれ1年半くらいかかってます。

さて、使い心地というか、噛み心地?ですが、すこぶる調子がいいです。おつまみのピーナッツとかボリボリ噛んでます。違和感なし。ただ、手入れを怠って、歯茎なんかをやっちゃうと、そこから骨にまで影響して、結局インプラントが外れるなんてことも有るようなので、死ぬまで使うためにも大事に手入れしていきたいとおもいます。2200ドル。